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2020.05【ママ・レポート】おうちですごそう パート2
新型コロナウイルス感染防止のため、外出自粛要請が出されてから、1日の大半を家の中で過ごしておられる家庭も多いのではないでしょうか?
今回は、現役ママから寄せられた「家での過ごし方」について、いくつかをご紹介します。
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【一緒に料理】
●いままでは、子どもと一緒に料理をすることはあまりありませんでした。せっかくの機会だからと、ホットケーキを一緒に作ったら、想像以上にうれしそうで、いつもよりおいしそうに食べました。その日からお昼はなるべく子どもと一緒に作るようにしています。まぜたり、こねたり、手でちぎったり。レシピを考えることが楽しくなりました。包丁デビューもしたいなと思っています。
【ランチは手抜き】
●毎日3食 家で食事を食べるようになり、料理が得意ではない私にとっては、毎食分の献立を考えることだけでもストレスになっていました。そんな時、以前、栄養士さんに「食べ物の好き嫌いや、日によって食べ方にむらがあることも、成長発達の過程」と言われたことを思い出して、「食べ残しは当たり前」「1週間単位でみて、それなりに食べてられていたら大丈夫」と考えるようにしました。冷凍食品やレトルトを使ったり、非常食の入れ替えを兼ねて備蓄してある食品を食べたり。昼食にレトルトで手間をかけなかった日の夜は野菜を多めの食事にするなど、メリハリをつけることにしました。料理や食器洗いに使う時間が少なくなったので、心にも余裕ができました。
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【この機会にお手伝い】
●テレビのニュースなどで大変な時だと感じているのか、子どもが進んでお手伝いしたがるように。今までは教えるのが面倒だったけれど、時間がある今、いい機会だと思いお手伝いをお願いすることに。朝の新聞取り、テーブル拭き、植木鉢への水やり、お風呂の浴槽あらい。ゆっくり丁寧に教えると、意外にもきちんとやってくれました。心がけているのはちょっと難しいことをお願いすること。こんなこともできたよ!と、じぃじやばぁばに電話で自慢しています。
【特別なことをしなくても】
●幼稚園が休園になり、習い事もお休みに。せっかくの時間だからと知育玩具やドリルを購入して、親子でやることにしました。はじめは楽しそうだった子どもも数日たつと、飽きてしまいました。やらせようとしてもイライラするだけなので、やめました。
普段通り、朝起きてご飯を食べ、犬と一緒に散歩。家ではぬりえや粘土、折り紙などであそび、お昼ご飯を食べたらお昼寝。夕方にまた犬の散歩をしてお風呂に入って晩ごはん。時間があるので、ひとつひとつのことに時間をかけて過ごしてみました。
意外にも子どもは楽しそうで、散歩中に歩道の花を摘んだり、粘土でいろいろなものを作って見せてくれたり。大人が気が付かないようなことに気が付いたり、想像力が豊かになっていたり、少しだけれど子どもの成長を感じました。
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今回お話を伺うなかで、いつ収束するかわからない情勢に不安になりながらも、なんとか乗り切ろうとしているみなさんの姿が、垣間見えました。
いままでと違う生活や現状にイライラしているのは自分だけじゃない、ちょっとした工夫や考え方で乗り切ろうとしている人たちもいるのだと、私自身、ちょっと前向きになれたような気がします。
こんな時だからこそ「いつも楽しく!」「充実した時間を!」と、あせらず考えすぎず、肩の力を抜いてみることも大切かもしれませんね。
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