ブイブイの森クラブ

ブイブイ池(武井武井池)にまつわる水利の歴史

「ブイブイ池」の「ブイブイ」が、武井武井という地名による謂れだということが解りました。更に文献を読み進めると、明治時代に農業用の融水を、新池(狭間が丘三丁目)から武井武井池、藤が谷池を経て狭間池へと水路を導いたことが解りました。現在もブイブイの森内に水路の隧道が一部残っています。
←写真:ブイブイ池

狭間池の堤に建っている竣工記念碑には、「水之漑田也耕作所急面得之・・・関係者共謀起其工明治廿一年四月自武井々々至藤ヶ谷之間穿山・・・同年八月竣功疎通南皿池・・径武井々々藤ヶ谷之・・・・明治二十四年九月」と刻まれています。
現在に残る里山や溜池ひとつひとつにも歴史があり、先人達の功績は感慨深いものです。クラブのメンバーと共に紐解いた「ブイブイ」にまつわる話は大きな発見でした。
整備作業をしていると、春一番に咲き出すウグイスカグラを見つけました。
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