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< 表 紙 >
表題:天主台のお化粧直し
写真:お化粧直し中の三原城天主台石垣
< 目 次 >
地元の祭りを守ろう
沼田東町 西村 雅幸
山陽鐵道案内(二)三原駅
沼田東町 西村 雅幸
停車場名称之義ニ付申請書(完)
神奈川県茅ヶ崎市 定森 聰治
糸崎の縄文遺跡(1)
糸崎 大谷 和弘
会よりの便り 事務局
< 行 事 予 定 >
1.勉強会
古文書に学ぶ隆景公(11)
(1)時:H29年11月24日(金)
10時〜12時
場所:サン・シープラザ2F
(2)内 容・申し込み要領:
3月号を参照願います。
2.市郷連 現地研修 本郷会場
. 10月号の案内の内容変更
. …連絡済み
(1)時:H29年10月29日(日)
(2)講演会場:本郷公民館
(3)内 容:広大 佐藤大規先生の
. 講演と新高山城跡登山
(4)スケジュール:
9:00 受付開始
10:20〜11:30 講演
12:30〜14:30 新高山城跡登山
3.秋の研修旅行
(1)時:H29年11月03日(祭)
隆景広場
7:00発 〜 20:00帰着
(2) 行先/参加費
京都大徳寺 黄梅院 /
1万円(含 昼食代)
(3) 申し込み:締め切りました
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4.郷土写真展
「小早川隆景の生涯」
(1) 展示会場:
サン・シープラザ4F広場
(2) 展示期間:平成29年
11月07日(火)〜12月28日(木)
5.市郷連 現地研修 本郷会場
参加者募集!
詳細は、別紙によります。
< 歳 時 記 >
地元の祭りを守ろう
沼田東町 西村 雅幸
三原の大きなお祭りを3つ挙げろと言われると、2月の神明さん、5月のさつき祭り、8月のやっさ祭りとなるでしょうか。
もともと神明さんは伊勢信仰とも関わる神事が起源ですが、三原の町の商業が後背地の農村部の農繁期、農閑期や豊作、凶作に左右されていた時代、最も閑散期に当たる2月に農村部からお客を呼び寄せるイベントとして東町近辺の神事に合せて露店が並ぶような今の姿が作られたとも言われています。
そう思えば今のさつき祭りもやっさ祭りもある意味集客の手段であり、その経済効果を期待したお祭りだとも言えるでしょう。
しかし本来の祭りは神様に五穀豊穣を願うとか、秋の実りに感謝すると言うように 祈りの要素を持ったものであったと思います。
10月から11月にかけて「亥の子」があります。
本来旧暦10月の亥の日の行事で子供が主役の祭事です。
少子化が進み、子供会も消滅してゆく昨今、どれくらいの地域で今も「亥の子」が行われているのでしょうか。
地域は限られるかもしれませんが節分の頃に「鬼の豆下さい」という子供達の風習が続いているのはうれしいことです。
このような子供が主役の行事は子供達だけではできず それを支える大人がいなければ成り立ちません。
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お盆に牛神社で「ちんこんかん」踊りが行われますが、各地域の大人たちが練習や準備に尽力されているからこそ受け継がれ、年を追う毎に賑やかになってきていると思います。
全国各地で繰り広げられる「〇〇よさこい」のような大規模な祭りは結局画一化されて特徴が薄れ 魅力を感じませんが、商業ベースの祭りに惑わされることなく 「亥の子」や「ちんこんかん」のような地元の祭りこそが引き継がれるべきでしょう。
またしっかりと動画などで記録を残しておくことも郷土史に関心を持つ者の役割でもあると思える今日この頃です。
< 活 動 報 告 >
9月24日
桜山植樹 定例手入れ
…20名参加
9月27日
月報発送作業
(金森、越当、水野、桑田、大原、
西村、森明他)
9月29日
古文書に学ぶ隆景公(9)
…20名参加
10月02日
10月度理事会
(県史協 三原地区大会
・秋のバス研修旅行他)
< 編 集 後 記 >
★10月の下旬になって、長雨に見舞われた。
プロ野球は泥でぬかるんだ状態でも試合が強行され、晴れの日には考えられない珍現象が続出した
★三原城天主台石垣では、石垣の隙間からはえた雑草の勢いがすさまじく、みるみるボリュームのある緑のカーテンが石垣全面を覆ってしまった
★総勢200人を超える市内外の県史協会員が臨地研修でこの天主台石垣を注目するので、雑草のない美しい石垣面を見ていただきたいと願っていた。
長雨でなかなか手入れ作業に掛かってもらえず心配したが、何とか間に合って安堵した
★11月に実施の三原(旧)一周膝栗毛では、本番は勿論、コース整備でも天候に恵まれることを祈るばかりである。
(健)
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