三原市防災ネットワーク
                             

いのちを守る「防災体験」〜今すべきこと〜

今年の全市民を対象とした「防災体験会」は「南海トラフ巨大地震」の見直しに対して市民のいのちを守り、家族、地域を守る意識の向上と備えを主眼として計画された。

日時 :H26年3月2日9時50分〜13時30分
会場 :三原市立第3中学校
主催 :三原市防災ネットワーク12団体
支援 :防災士会広島県南東部地区、三原市手話協議会、三原市南部消防団
参加者:約280人

開催主旨と会長挨拶:
 東日本大震災から3年になる。南西日本では次に起こる「南海トラフ巨大地震」の被害想定が国や県から公表されている。今回の防災体験会は「南海トラフ巨大地震」に対する市民の皆さんの認識を高め、家族や地域で十分活かして頂くことを期待して計画しました。


<オリエンテーション>:(事務局)
 防災体験会の実施内容の説明が行われた。講演は体育館で行われ手話通訳も支援手配された。体験訓練は3グループに分かれ、順次30分づつ回って行った。グランドと
体育館内で行われた。また炊き出し訓練も地域の参加が加わって行われた。
<講演>:
演題:三原市を襲う「南海トラフ巨大地震!」〜今すべき備え〜 
講師:三原地震防災リサーチネット 防災士 桑木光信
要旨:「南海トラフ巨大地震」は必ず起こり、西南日本では大きな被害が起こります。三原市も沿岸部は津波が襲ってきます。今までの認識を遥かに超える被害が予想されています。市民の皆さんの防災の備えが心配です。命を守り、家族や地域を守る体制作りに早く取り組まねばなりません。
今回は三原市民として最小限知っておく事、備えておく事、行動すべきことを話しました。‥貽本大震災の教訓を活かす◆崙邀ぅ肇薀婬霏臙録漫廚良櫃気鮹里覘三原市を襲う被害内容を知るせ宛胸圓里匹海被害が大きく、要因は何か?ヌ燭鮗蕕襪砲呂匹Δ垢譴个茲い里?Σ搬欧簔楼茲鮗蕕襪燭疇頃の防災活動の大切な事について。また緊急地震速報に対する対応訓練も行った。何処でいつ起こるか分からぬ「巨大地震」日頃から身を守る判断と行動ができるよう意識しておく事が大切です。
<初期消火訓練>:
水消火器を使って参加者全員に操作してもらい、いざの時に冷静適切な消火ができる事を狙った訓練でした。冷静に火元に近づき消火できる訓練が大切です。
<車椅子の避難、操作支援訓練>:
被災時の道路は障害物があり、段差もあり、避難移動は難しい。路面の状況判断と付添い支援者が協力して障害の少ない車椅子の操作を体験訓練した。
<怪我人の簡易搬送法>:
怪我人は安全な場所への搬送が必要です。毛布だけ、また竹竿を利用しての数種の搬送法を体験訓練した。支援者の人数によって搬送法を変えることなど参加者は体験できた。
<家具固定、転倒防止展示>:
地震の揺れが震度6では固定、転倒防止のない家具はほとんど倒れたり飛んで行きます。木造建物は揺れによる被害が生じるとともに、室内も危険な状態になる。家具の配置も大切であり、家具の固定、転倒防止金物の取り付けが必要です。ガラス窓や硝子戸や硝子障子の破損防止対策も必要です。これらの金物、器具などが展示説明された。
<非常持出品展示>:
災害時の生活に最小限必要なものの備えは各家庭で一人づつ用意しておくことが重要です。人によって備えるものは違いますが避難生活に必要なものが多く展示説明されました。
<非常食品や飲料の展示>:
女性防災士の立場から避難生活で有効な非常食品、飲み物を揃えて展示説明された。女性の参加者の関心も高かった。
<液状化模型の実験展示>:
震度6強の地震では液状化が発生する地域があり、その地域では家屋の倒壊が予想されています。その現象を模型実験で示し説明した。三原市では埋立地があり参加者の注目を集めた。注意しなければならない現象であり、有益な模型実験でした。
<土砂災害模型実験展示>:
中山間地域では大雨や地震で山崩れ、土砂災害が起こり被害が予想されています。土砂災害危険地区は三原市内にも多くあり、模型で土砂災害の発生をわかりやすく示す実験説明を行い、参加者の注目関心を集めました。
<個人の常時携帯品の展示説明>:
長年の消防団長としての経験から日常生活でも常時必要な災害対応備品を車に搭載しているものを展示説明された。

<各種災害の展示コーナー>:
‥貽本大震災が襲った津波の写真展示、日本列島の地震のメカニズム、C録免鏗欧領鮖砲蛤8緘生の地震の影響などの写真、説明展示。
<三原市消防本部被災地支援活動の写真展示>:
消防本部の現地支援活動の状況写真展示で、被災地での支援活動の様子がよく伺われる貴重な展示でした。
<炊き出し体験と試食>:
三原市赤十字奉仕団と地域の参加者により炊き出しが手際よく行われ、地域の参加者の炊き出し訓練に役立った。今回は終了後参加者におにぎりが支給された。
<防災体験会終了>:
13時30分全ての行事は無事終了した。今後いつ来るか分からぬ「巨大地震」に対して参加市民の皆さんの意識の向上と備えの充実が高まったと感じられました。また今回の「防災体験会」は「南海トラフ巨大地震」に向き合う三原市の地域住民の防災活動の革新的前進に繋がることを期待しています。
    (記載 桑木光信)

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