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ラオスで植樹作業

小口 治
2011年9月にラオスで植樹をしてきました。「2011年は国際森林年」と国連が定め、今年は日本国内でも豊かな森を育てる取組みがあちこちでなされているそうです。私が属している「(日本山岳会)高尾の森づくりの会」に対して、国土緑化推進機構(林野庁関連)から「ラオスで植樹活動をしませんか?」とのお誘いがありました。足元の高尾の森づくりが十分で無いのに海外にまで出て行くことは無かろうとの意見がある中、10周年を迎えた高尾の会としては、海外にも積極的に出て行こうと「日本−ラオス友好の森」の造成に関わることになりました。「アジアに明るい小口さんお願い」
と簡単に話がこちらに回って来てしまいま
した。 ラオスはどの辺りにあるかご存知ですか?インドシナ半島の内陸部にあり、タイとベトナムに挟まれて、更にカンボジアなど3カ国とも国境を接する人口650万人の農業国です。

ラオスでは伝統的に「焼畑農業」が行われ、国土の森林面積が今や40%に減少しており、山林を元に戻したいラオス政府機関との間でこの協力話がまとまりました。2回の現地訪問(打合せ)のあと、9月に高尾のメンバー20名と一緒にラオスへ植樹に行って来ました。一人10万円以上の個人負担となるこのボランティア活動はフトコロにも響く催しでもありました。
首都ビエンチャンから150キロ北の町バンビエンの保全林1ヘクタールに地元樹種11種の苗木を約1000本植えて来ました。地元の村人や中学生などが参加して総勢100名程の国際交流の催しになりました。植えた木は、コクタン、シタン、キャラと言った100年、200年先に大木となる木が多く、今から夢が膨らみます。熱帯雨林気候の9月のラオスは暑く、1時間余りの山登りと後の植樹作業ではびっしょりと汗をかきました。言葉の通じない現地の人々との共同作業はぎこちないながらも双方の笑顔が行き交うとても良い時間でした。
植樹の後、ビエンチャンで面会したシラバン林野局長(日本の林野庁長官相当)は、
「2020年に国土の森林面積を70%に戻そうとの政府の方針に合致する高尾のメンバーによる植樹の取組みは、我々の目的に適う有り難い活動であり、大いに歓迎です。」と喜びを語ってくれました。我々の今回のラオスでの植樹作業は、始まったばかりの小さな活動ですが、こうした草の根の行動がやがてラオスにおいて定着し、ラオスでの森づくりが長く継続して行くように願っています。  
幸い、来年も再来年も助成金が得られる予測が立ち、このラオス植樹は続きます。参加者の中には「来年もまた行きたい」と申し出てくれる方が何人かおり、これから先が楽しみでもあります。
この情報は、「一世クラブ」により登録されました
情報掲載日:2016/02/28
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