ホーム > 子育て情報局 > 2017.04 見学レポート:松隈保育室 松隈ママ(2018.3閉所)

平成27年度からスタートした「子ども・子育て支援新制度」により、0歳から2歳児までの子どもを対象とした地域型保育事業(小規模保育や家庭的保育など)が始まりました。

今回の情報局では、地域型保育事業についてもっと詳しく知りたいと、「松隈保育室(松隈ママ)」にお伺いして来ました。
※平成31年4月に小規模保育「ことのは保育園」が開設されたことにより「松隈保育室(松隈ママ)」は閉所いたしました。
ことのは保育園についてはこちらをご覧ください。→https://genki365.net/gnku04/pub/sheet.php?id=116618


(参考ページ)https://genki365.net/gnku04/pub/sheet.php?id=97220
保育ママとは、認可保育園同様に浦安市が認可した保育施設で、5人までの0才〜2才児を家庭的な環境で保育します。利用できる要件は認可保育園同様です。MY浦安子育て情報局でも、地域型保育事業(小規模保育・保育ママの概要)について紹介していますので併せてご覧ください。



【松隈ママの保育室ご紹介】




松隈ママの保育室は、順天堂大学医学部附属浦安病院の隣にある大型集合住宅内にあります。
ご自宅の一室に、専用の保育室を設けて保育を行っています。

保育室は、合計で約14.5畳あり、すっきりと整えられた落ち着いた雰囲気の部屋です。
絵本や壁には子ども達が作った季節の工作が飾られています。
取材時は1才5か月〜3才8か月までの5人の子どもたちがあそんでいました。

・保育室名:松隈保育室(松隈ママ)
・所在地:富岡3丁目(京成サンコーポ)※所在詳細は非公開です
・保育対象:生後6か月〜2才児 定員5名
・保育者:松隈ママ(保育士)と補助員(家庭的保育補助者5人、調理スタッフ2名)の7人でローテーション
※常時、保育ママを含む3人体制でお預かりしています。
・開所時間:月〜金曜日7時半〜18時半
・連携園:美浜南認定こども園、富岡保育園
・駐車場:マンション内の来客用駐車場(2台)が利用可能
・ホームページ: https://genki365.net/gnku04/pub/sheet.php?id=42306



(持ち物)
□コップ
□歯ブラシ(古くなったら取り換え)
□おむつ(パックでのお預かり)
□おしりふき(パックでのお預かり)
□おむつ交換用タオル
□着替え(上下・下着など)
□外靴
□お昼寝用バスタオル(週1回)
□汚れ物入れビニール袋(パックでのお預かり)

※歯ブラシ、おむつ、おしりふき、汚れ物入れビニール袋は、必要に応じて取り換えや補充すればいいそうです。



【松隈ママが大切にしていること】

松隈ママの保育理念は、「子どもの才能や能力を引き出し、社会に貢献する人材を育てる」だそうです。
そのための保育目標を「自己肯定感を育てる」として、具体的に毎日実践する目標としては「よい考え方の習慣。よい言葉の習慣。よい生活の習慣」を掲げて保育を行っているとのことでした。

また、子どもたちが卒室後に保育園やこども園に通うことになっても戸惑わないように、保育園やこども園とほぼ同じタイムスケジュールで一日を過ごす、保育者全員が「○○先生」と呼び合い、子どもたちにも「○○先生」と呼ぶように指導するなどの配慮を行っているそうです。
















(松隈ママ 保育室の1日)

松隈ママの保育室では1日はこんなふうに過ごしています。
朝、保護者は玄関で子どもと荷物を引渡ししたら、出勤します。


・ 7時 30分頃〜:おあずかり
・ 9時 30分頃:おやつ、外あそび
・ 11時 30分頃:給食、歯みがきタイム
・ 12時 00分頃:お昼寝
・ 15時 00分頃:おやつ、あそび
・ 17時 00分頃〜:お迎え


【お散歩・外あそび】

マンション内の広場だけでなく中央公園、若潮公園、舞浜運動公園、明海総合公園、弁天
ふれあいの森公園、子育て支援センターなどに出かけるそうです。



【手作りの給食・おやつ】


こちらの保育室では調理専門のスタッフが給食を手作りしています。
連携保育園のメニューを参考に、無農薬・無肥料の野菜や調味料にこだわった給食を提供しているそうです。保育者も同じ給食を食べています。

(ある日のメニュー)
・胡麻味噌うどん
・野菜炒め
・かぼちゃ煮
・りんご


【家族との連絡】

保育室での1日の様子は、毎日、お迎えの際のお話しと連絡ノートを活用しています。
他に無料通話アプリLineを使って保育の様子を共有したりしているそうです。



【年間の行事】

季節の行事(節分、ひな祭り、七夕、ハロウィン、クリスマスなど)の他にお誕生日会や卒室遠足を行っているそうです。また、連携保育園である富岡保育園で開催されている行事にも参加しているとのことでした。



【連携園のサポートもあり安心】

保育ママは対象年齢が2才児までで、3才児以降は美浜南認定こども園が受入れのための連携施設となっています。

また、もう1カ所の連携施設である富岡保育園は、保育ママ担当の先生がいます。週1回の巡回、保育ママが研修などで保育ができない場合の代替保育、身体測定、内科健診、歯科健診への参加などのサポートがあります。


【松隈ママからひとこと】


子どもが高い自己肯定感を身に着けるためには、まず大人が子どもを一人の人間として対等であると認めて、子どもなりの考えを尊重し対応していくことが大切です。
保育者は子どもを「さん」付けで呼び、一人の人間として対等であるという考えを実践しています。大人が丁寧な言葉づかいをすると、子どもも真似をして丁寧な言葉づかいを覚えます。

また、とにかくできたことをたくさんほめること、前向きな言葉かけをすることを意識しています。「すごい!」「できたね」「すばらしいね」このような言葉をかけられると、子どもはとてもうれしそうですよね。

愛され、ほめられて認められることで、自己肯定感を身に着け、将来的にも様々なことにチャレンジする意欲を持てるようになります。また、自己肯定感を身に着けることで、人と違うことを認められる心の広い人になり、自分の能力を存分に発揮して、社会に役立つ人材になると考えています。(真ん中上段の女性が松隈ママ)


【松隈ママにお伺いして感じたこと】

松隈保育室では食事の際、陶器の器を使っています。食事が済んだら自分でお片付けもしています。
なかでも両手で優しく食器を持っている子がいました。「○○(子どもの名前)さんは以前、はし置きを割ってしまった事があるんです。それからさらに気を付けて丁寧に持てるようになったんですよ」と話してくれました。
松隈ママが目指している保育のひとつの形を、見ることができた気がしました。
 
情報掲載日:2019/04/18
前の画面へ戻る
▲ページトップ