ホーム > 子育て情報局 > 2016.12 見学レポート:猫実3丁目保育室 熊川ママ

平成27年度からスタートした「子ども・子育て支援新制度」により、0歳から2歳児までの子どもを対象とした地域型保育事業(小規模保育や家庭的保育など)が始まりました。

今回の情報局では、地域型保育事業についてもっと詳しく知りたいと、「猫実3丁目保育室(熊川ママ)」にお伺いして来ました。


保育ママとは、認可保育園同様に浦安市が認可した保育施設で、5人までの0才〜2才児を家庭的な環境で保育します。利用できる要件は認可保育園同様です。



【熊川ママの保育室ご紹介】





熊川ママの保育室は猫実地区の豊受神社のすぐ近く、「古き良き浦安」の風情が感じられる住宅街の中の、昔ながらの一軒家の1室にありました。

保育ママさんのご自宅の中に専用の保育室を設けて保育を行っています。

・保育室名:猫実3丁目保育室(熊川ママ)
・所在地:猫実3丁目(豊受神社の近く)※個人宅のため所在詳細は非公開です
・保育対象:生後6か月〜2才児 定員5名
・保育者:熊川ママ(保育士)と補助員(子育て支援員)1人(4人でローテンション)
・開所時間:月〜金曜日7時半〜18時半
・連携園:若草認定こども園、猫実保育園
・ホームページ:https://genki365.net/gnku04/pub/sheet.php?id=42302


(持ち物)
□ コップ
□ 手拭きタオル
□ お口拭きタオル
□ おむつ(パックでのお預かり可)
□ おしりふき
□ 食事用エプロン
□ 着替え(上下・下着など)
□ 運動靴(通園時の靴でも可)
□ 着替え用ビニール袋
□ お昼寝用バスタオル(週1回)


【暖かな日差しの入る保育室】

玄関を入ると、すぐのお部屋が保育室でした。
保育室は12畳あり、窓から暖かな日差しが入る、明るい雰囲気です。

朝、保護者は玄関で子どもを引渡し、1日の着替えなどの荷物を玄関にあるロッカーに入れて、仕事に出かけます。

お伺いした日には、1才9カ月〜3才1カ月までの4人が兄弟の様に仲良くあそんでいました。
手にしているおもちゃは、セロテープの芯やペットボトルで作ったものなど、手作りの物が中心です。
「これが何にでも変身しちゃうんです。子どもたちの発想力には驚かされます」と熊川ママが笑顔で話してくれました。

熊川ママでは「普通の家庭での生活」を大切にしているそうです。

例えば、保育室内に仏壇があり、ほのかにお線香の香りがただよっています。お盆やお彼岸には、親戚や近所の方がお参りに来られることもあるそうです。
また、室内には、ベビーゲートや柵は見当たりません。
入園当初はベビーゲートや柵を設置するそうですが、「子どもたちそれぞれにきちんと向き合って段差や階段などの危険について伝えていくことで、子どもたちに自然と危険を回避する力が育ちますよ」とのことで、入園後しばらくすると、ゲートや柵は外すそうです。ただし、柱のガードクッションや、ガラス飛散防止フィルムの貼付け、家具の転倒防止はしっかりとされています。














(熊川ママ 保育室の1日)

熊川ママの保育室では1日はこんなふうに過ごしています。

・ 7時30分頃〜9時頃 :入室〜自由あそび
・    9時半頃から:朝の会(出欠確認・挨拶・歌・絵本の読み聞かせ、など)
・ 10時00分頃 :午前のあそび お散歩(外あそび)など
・ 11時50分頃 :給食
・ 13時00分頃 :絵本の読み聞かせ後お昼寝
・ 15時30分頃 :おやつ
・ 16時00分頃 :午後のあそび
・ 16時30分頃〜随時:お迎え


【お散歩・外あそび】

本来の予定を考慮したうえで、天候や子どもたちの体調をみながら、子どもたちの行きたい場所へ出かけます。
こちらの保育室では、たくさん歩くことを心がけているそうです。

この日もみんなで歩いて中央図書館へお散歩に行きました。
片道約900メートルの道のりですが1才児も頑張って歩いていました。途中の神社であそんだり、道の落ち葉を拾ったり、その時の子どもの様子をみて寄り道しながらの楽しい散歩になりました。

他にも神社や公園、公民館内の体育館や図書館へ出かけたり、夏には水あそびをしたりと季節を取り入れて過ごしています。



【みんなで一緒に食べる昼食】


昼食は保育ママの手作り給食を、みんなで一緒にいただきます。
栄養バランスはもちろん、春にはふき、夏にはゴーヤといった旬の食材を使用して季節感を大切にしているそうです。

※希望があれば母乳育児への対応も可能とのこと。

(ある日のメニュー)
・ご飯
・お麩といんげんとエノキの味噌汁
・豚肉生姜焼き
・ポテトサラダ
・プチトマト
・みかん


【家庭との連絡】

保育室での1日の様子は、お迎えの際に保護者にお話しするほか、毎日の連絡ノートや、保育室便り「はじめのい〜っぽ!」を通じてもお伝えしているとのこと。

他にも、給食だより、献立予定表、写真入りカレンダーがあるそうです。


【年間の行事】

「お誕生日会」や、発表会兼卒園式兼思い出の会として「ありがとう会」などの行事を行っているそうです。

また、保育室のある元町地区は、地域の伝統行事が多い地域でもあるため、4年に一度の三社祭や近隣のお寺の行事には積極的に参加しているとのことでした。


【連携園のサポートもあり安心】

保育ママは対象年齢が2才児までで、3才児以降は若草認定こども園が受入れのための連携施設となっています。

また、もう1カ所の連携施設である猫実保育園は、保育ママ担当の先生がいます。週1回の巡回、保育ママが研修などで保育ができない場合の代替保育、身体測定、内科健診、歯科健診への参加などのサポートがあります。
その他、七夕や節分などの季節の行事や、人形劇、運動会、園庭開放、ホール開放など保育園行事にも参加し、交流しているそうです。


【熊川ママからひとこと】

この保育室は、昔ながらの地元浦安の一軒家、じいちゃん、ばあちゃん、地域の
人々に見守られながら毎日を過ごしている保育室です。
お迎えの時には、お母さんも保育室に入って1時間近く話すこともありますね。
「第2のお家」と感じてもらえると嬉しいです。(写真中央が熊川ママ)


【熊川ママにお伺いして感じたこと】

散歩に出かけると「今日はどこいくの?」「良い天気になって良かったね」など近所のおじいちゃんやおばあちゃんが声を掛けてくれます。

集合住宅が多い浦安にあって、路地に建つ戸建ての保育室は、どこか懐かしい居心地の良さとともに、地域が子育て中の家族を見守ってくれている、と感じられる場所でした。

また、保育ママを始めてから1度も病気で休んだことがないと語る、元気で明るい熊川ママから、親子ともにパワーがもらえる気がしました。


 
情報掲載日:2019/07/04
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