環境シンポジウム千葉会議
                         

環境シンポジウム2011報告1

環境シンポジウム2011千葉会議報告書
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1) 事例発表      2)ポスターセッション   3)参加者交流会
 供コ惱会事業
  1)節電学習会(計画停電への賢い対処について)   2)宮古島エコツーリズムの実施  
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報告機ゥ轡鵐櫂献Ε牾催事業
日 時:平成23年11月27日(土) 10:00〜14:30
場 所:船橋市東部公民館講堂
参加人数:59名

 
   

開会あいさつ 

環境シンポジウム千葉会議実行委員長  秋 井 邦 夫

 市民、企業、大学、行政のパートナーシップによる環境シンポジウム2011千葉会議は、今年で17回目の開催となります。“継続は力なり”とよく言われますが、当環境シンポジウムが続いておりますことに先輩達のご努力や関係して頂いた方々のご協力に対し敬意と感謝を申し上げます。
 さて今年の環境シンポジウム千葉会議実行委員会では、「節電学習会」、沖縄県宮古島市への「エコツアー」を行いました。参加された方には今後の活動の参考になったことと思います。
本日のシンポジウムは、現在県内ですすめられている環境保全活動、環境教育活動の発表の場と致しました。“環境とまちおこし”“環境を活かした楽しみ”など新たな試みへの発展へとつなげるべく、参加されました方々の活発な意見交換を期待しております。
 今年は国内では3月11日 東日本大震災があり、これによる新たな環境問題も起こっております。世界ではタイでの大洪水災害など環境問題が大型化、複雑化している有様です。
 今一段とアクトローカリーの力をパワーアップさせる必要を感じます。持続可能な社会づくりに手を携えていきましょう。
事例発表

地域活性化プラットフォーム事業・山武郡市:ECOひいきプロジェクト

千葉県環境生活部県民交流・文化課 荒巻千枝子

千葉県では、平成22年度まで、「地域活性化プラットフォーム事業」を実施していました。
 平成21〜22年度に実施した山武郡市地域で実施した通称「ECOひいきプロジェクト」のお話をさせていただきます。 
 具体的には、初めに県、市町村、地域のNPO、関係団体(山武郡市では、森林組合、商工会)で、地域活性化推進委員会を設置し、地域課題を検討し重点テーマを決定します。山武郡市では、「100年後のふるさとへの贈り物〜水と緑ときれいな空気と心地よい空間を目指して〜」を重点テーマにして、事業を始めました。
山武郡市の具体的な活動としては、サンブスギの林を整備してプレーパークを造る事業、サンブスギの積み木で遊んでもらう事業、竹林を整備して炭を焼き福祉施設等に寄付する事業、上総掘りを作るなど子どもたちの自然体験を行う事業、廃油を回収する事業などが行われました。
NPOが、連携をするためには、きっかけが必要だと思います。それも連携することが有意義であることが感じられるきっかけが必要です。「地域活性化プラットフォーム事業」は、そのきっかけを提供し、地域課題を解決していく関係の構築に有効な事業であったと思います。この事業を参考にしていただき、NPO間の連携を進めていく動きがでてくればいいと思います。
事例発表

「手賀沼に流れ込む排水と生き物調べ・吉越兄弟の5年間の記録」

手賀沼流域フォーラム実行委員会・松戸地域企画(指導中岡氏)
昭和鉄道高等学校 2年 吉越和也・松戸市立 常盤平中学校 3年 吉越卓見

水質調査をはじめた経緯は、2007年7月23日に松戸市内で行われた手賀沼流域フォーラム「手賀沼をもっと知ろう」に参加したのがきっかけで、毎年参加を続けて5年目になった。中岡さんのご指導と松戸市役所の協力により手賀沼と手賀沼に流れ込む家庭排水の水質調査と生き物観察を行い、松戸市理科展へ出展してきた。研究の報告書は毎年理科展でその努力が認められて努力賞を受賞、特に2008年と2009年は2度にわたり佳作に入選した。
COD値については2007年度から2008年度までは低濃度の試薬を使用していたため、8mg/L以上の値をとることができなかったため、2009年度から高濃度の試薬に変更してよりくわしいデータを得ることができた。2009年度から2011年度の3年間にしぼって推移をみることにした。濃度は調査ポイントにより極端に変化している場所とほぼ横ばいの水質に変化がない場所とに分かれた。
水質は自然の中での調査のため、毎年一定の規則的なデータはとれていない。なぜならばその日の気温や気候により大きく水質が変化するからである。例えば雨の日はポイントにより水量が増加するため普段より澄んだ値になる。晴れるとその逆になってしまう。気温が高いほど水のにおいが臭くなる。毎年手賀沼の水がきれいになっていてほしいと願いながら今年も水質調査を終えたところである。

事例発表

地球環境保全とサンゴ礁等の生態系との関わりについて

温暖化防止ちば市民の会会長 佐藤宗衛

  地球環境は、大まかに陸地・地上の環境(地表面、生活空間、森林等)と、海洋環境(海上、海中)に分けられるが、相互に密接に関連している。地球環境が変質していることが叫ばれてかなりの時間が経過し、その深刻な状況が主に地球の温暖化に由来していることを認識して、我々温暖化防止活動推進員も温暖化防止活動に協力している。
北の果ての島々から南の島々まで、島を巡り、岬・灯台等の写真を撮っている。最近の海を見ていると海外からの漂流物の汚染とともに、温暖化に伴う海水温度の上昇、海洋環境の汚染による状況の変化でその美しい海中の生態系が悪化(サンゴの白化、サンゴが他の生物、例えばオニヒトデなどからの浸食等)している様相も目に入る。
近年の地球の温暖化は海中の生物多様性の維持に対して、重大な影響を及ぼしている。地球の温暖化は海中の環境は海洋気象の変質を発生させ、海水温の上昇、増大するCO2の吸収による海水の酸性化の進行、異常発生したとされる生物的要因(天敵オニヒトデの大量発生等)、あるいは外的要因(流入土壌汚染、不適正なマリンスポーツ)等によりかなり悪化していることが報告されている。このような海中の悪環境はサンゴ等の生物に強いストレスを与え、白化やサンゴの死に至らしめている。
               
これは、種々の原因が考えられているが、陸域からの土壌や汚濁水の流入、漁業の過剰利用や無節操な観光客の海中行動、沿岸域の開発、オニヒトデの大量発生による浸食、海水温の上昇を主因とする白化現象、ホワイトシンドロームなどの病気の発生等が要因とされている。
サンゴ礁の保全と修復・回復の活動として、沖縄地方・八重山諸島で取り組んでいる再生プロジェクトについても紹介された。
(画像はオニヒトデに浸食されたサンゴ)
事例発表

緑の担い手の活動と四季(ヨンキ)の会

松戸里やま応援団 四季の会 代表 中島敏夫

松戸市には、既に、山林或いは森林と呼ばれるような森は存在しません。残された森林資源は、大変に少ないものになっており、緑被率30%をやっと維持している状態です。30を切ると、非常に息苦しく、そこから逃げ出したくなるような生活環境になるそうです。
松戸市への提言によって始まり、私たちも受講した “里やまボランティア入門講座”です。
今年も意欲あふれる受講生が、“緑の担い手”として生まれ、育ち、松戸市のみどりの保全・育成作業に従事し、それぞれの思いを抱きながら活動を始めてくれるものと期待しています。私たちの会も発足して4年を経過しました。受講した人は18名ほど。
幸運だったのは、活動初年度から、市からの助成金と、花王の都市緑化基金からの助成を受ける事が出来たことでした。
活動場所は、松戸市の21世の森と広場に近い、金ケ作と小金原の間に位置しています。住宅地の中に残る貴重な緑の資源として存在しています。貴重な存在であるにも拘わらず、人の手は入らず、地権者の住いも離れた所にあるものですから、日常の見回りも不十分な為に、私たちが入ったときには大きなゴミが森の奥に積み上げられているような状態でした。
最初の活動は森の清掃です。清掃作業が一段落して、頂いた助成金を活用して、森の周囲に杭を打ち、ロープを張って、ゴミの不法投棄を防ぐように計りました。
近隣の幼稚園、小学校などと連携して、森の中でのひと時を子どもらに過してもらっています。自然に接し、自然を観察することによって、情操教育が行われていると思います。
松戸市には、現在約70ha.の樹林地があります。私たちが任されているのはその内の約1割に過ぎません。地権者のご理解とみどりと花の課のご努力によって、更に広い樹林地が提供され、整備されて、市民の皆様に気持ちの良いみどり環境の中で生活していただけることを願いながら、私たちは、日々活動して参ります。
事例発表

住まいエコくらぶ:実践レポート「住まいの省エネ」〜〜電気店が「窓」を売る時代〜〜

住まいエコくらぶ(住まいのエコ情報交流団体)  新美 健一郎

 3.11大震災による原発事故直後の計画停電ショックで、関東地方の節電は、原発が必要無なかった位の結果になりました。その後、火力発電などの運転増強により計画停電は無くなり電車も平常に戻りました。
 一方、原発依存が大きい関西地方は、この冬の電力余裕が少なくなり、引続き節電が必要のようです。
 いろいろな方法での節電は、今まで電気の使い過ぎ傾向にあったため正しいと思います。
 ただこの節電は、一過性ではないこと、温暖化防止活動の継続が必要なこと、原発に替わるエネルギーは直ちに得られないことなどから、「節電」という狭い視野と短期的な取組みだけでは基本的に解決しません。
 たとえば、断熱性や気密性の良くない非省エネ住宅に、最新型の省エネエアコンを入れてもナンセンスで、省エネの基本を忘れています。
 今回の発表では、節電と省エネ、省エネのポイント、住まいの省エネ実践例、特に自分(DIY)で作った「窓や開口部の断熱強化」事例をご紹介します。
 時間が許せば、省エネと創エネ(太陽光発電)実践効果を、光熱費とCO2の変化で報告し、身近な自然エネルギー動向や「エネルギーパス」に触れます。
事例発表

風力発電コンペWINCOMの開催について
―ものづくりの楽しさとクリーンエネルギーの利用―

日本大学生産工学部WINCOM実行委員会  
日本大学教授 木田 哲量 ・日本大学助教 水口 和彦

日本大学生産工学部は,環境シンポジウムの実行委員の有志と生産工学部の学生とが「風車による発電」を勉強して,環境シンポジウム千葉会議の2005年総会で風力発電機の作品を披露し始めました。本2011年に第4回開催に至りました。
若い世代が「ものづくり」の楽しさを体験して,理科離れに歯止めをかける。
自然エネルギーの開発,省エネルギーに関心を持ち,地球に優しい環境を創る。
豊かなアイデアによる風車システムの技術と,クリーンエネルギーの利用法を募る。
2011年10月30日(日)に開催した大会の開催お知らせには次のように記載されている。
「日本大学生産工学部は『ものづくり』の素養とデザイン・アイデアに富んだ環境エネルギー機器の性能を競う『第4回風力発電コンペWINCOM2011』を開催します。このコンペは,高校生をはじめ,大学生・社会人のグループ・個人が独自の発想で風力発電機を作り,『ものづくり』の楽しさを味わうものです。皆さんの素晴らしいアイデア,作品を募集しています。」
コンペ競技は「発電量部門」と「エネルギー利用部門」の2部門で,それぞれの部門・クラスごとに競います。「発電量部門」は,高校生と大学生・一般(オープン)の2クラスで,水平軸風車と垂直軸風車の型式別で発電量を競います。また,「エネルギー利用部門」は,風車システムによる電気をどのように利用するか,あるいは発電機の創作も含めたアイデアを競います。
発電量の計測器はJIS規格の自転車用発電機試験法に従い,発電機からの交流出力を直流に変換して電流と電圧をA/D変換でパソコン計測システムに取り入れて各風車ごとの出力の計測と記録ができるように本コンペ用に実行委員会が開発しました。
コンペの回を重ねるごとに,風車の精度が向上し,本年度は第1回最大出力を上回る高校が4校になっております。さらに,各大会ごとにアイデア豊かな風車,優れたデザイン風車が出展されていることに若い高校生に日本の将来を安心して託せる喜びを覚えます。
事例発表

『森林整備後の愉しみ方』

さんむ・アクションミュージアム 木下 敬三 (山武市)

 10年近く前に縁が有って山武市早船の谷津田をお借りして古代米の作付けをする様になりました。耕作放棄田の2反歩でしたが、柳の生えた田んぼの端っこを開墾して、無農薬無肥料です。
 県の里山条例の里山協定を地主(本人)と活動団体の、さんむ・アクションミュージアムが締結して森の整備を始めました。この補助金で粗方の下草など刈りました。大きかったのは友人が立ち上げたNPO法人です。ネット募集の方が多く来てくださり整備は進みます。
 50年前に兵庫県から成東町(現在は山武市)に来ましたが、ここの山・田んぼ・畑を耕しながら68歳を迎えます。10年ほど前には或る環境団体の活動をしていました。あらゆる環境問題に、基本は空気・水・土壌の三つにたどり着きました。『農は根本』に気が付きます。
 山を整備してどうするの?山を目の前にして?疑問符が付きます。そんなある日、ツリークライミングを知りました。体験会、ベーシック講習会を開催して、初心者の増加を目指しています。もちろん私も初級を取得しています。森林整備後のモチベーション維持に絶好のスキルを教えていただきました。
谷津田での農作業、自然の雨水・山からの絞り水だけで栽培する古代米は、環境が基本です。自然の栄養分だけで育つ古代米。古代から営々と栽培続けられた種籾を僅かの年数ですが栽培出来る幸せを感じます。そこに集う若者・親子・子ども達・・・『環境教育です』と叫ばなくても自然な形で『自然』を受け取り、それを身に付けて成長する子ども達を観ていると、嬉しい限りです。森に、素敵な仲間に出会えて、『神様は、この為に千葉に連れて来たのか?』運命を感じます。
以下のサイトを参考にして下さい。
果樹園プレーパーク『しろ』ブログ  http://blog.canpan.info/ecoparksiro/
ツリークライミング®ジャパンhp   http://www.treeclimbingjapan.org/
   
事例発表

適正な廃棄物処理から生まれる新エネルギーについて

螢┘魁Ε┘淵検次Ε献礇僖鵝 ー萃役 三浦義博

 廃棄物を焼却する際に発生する熱を利用して発電しています。発電電力により施設の電力を賄うことで外部電力を使用しないサーマルリサイクルを行っている。
 また、植物性や動物性といった自然由来廃棄物を処理することで、石油燃料の使用・炭酸ガス発生を抑制します。

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浦安市市民活動センター