戸田市ボランティア・市民活動支援センターホームページ

ホーム > その他全般 > その他特集No.7 『人と人をつなぐボランティア・市民活動の推進者として』

 戸田市社会福祉協議会で、平成元年から長年、ボランティアのコーディネート業務に従事し、人と人とを結び付け、ボランティア・市民活動の推進に携わってきた青塚和子さんをご紹介します。

◆ ボランティアグループの養成について
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 平成4年度から毎年1回開催しているボランティアセミナリーは、現在16回を数え、青塚さんは、セミナリーOB会をはじめ、修了生のグループなどいくつものグループを誕生させてきました。

 青塚さんは、こうしたボランティアセミナリーなどのボランティア養成研修プログラムの中に、参加者同士が一緒に会食する機会を設けることで、参加者同士の気持ちが打ち解け、信頼関係が生まれ、参加者のグループへの意識が高まり、グループが自発的に立ち上がると言います。また、自らも加わり雑談する中に活動のアドバイス、ヒントやアイデアを提供することも大切だと思っていると話されました。

◆ コーディネート業務に求められる資質について
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 ボランティアコーディネーターには、ボランティアを必要としている人とボランティアをつなぐマッチングの役割があります。ボランティアしたい人と活動をマッチングさせていくには、まず、ボランティア活動の紹介から入ります。活動目的がはっきりしている人は、活動につなぎやすいのですが、活動目的が漠然としている人は、活動へのマッチングが難しいことが多々あります。こんな時、青塚さんは、その人が持っている特技などをうまくボランティア活動に結びつけられるように、一緒に考えながら、ボランティア活動事例などを紹介し、関心を持ってもらうようにしています。

 戸田市では、平成18年7月から市役所の敷地内に戸田市ボランティア・市民活動支援センターを設置し、福祉分野だけではなくさまざまな市民活動を支援しています。

 市民活動の分野には、今までの福祉ボランティアだけでなく、環境、国際、医療、災害などの分野が加わり、相談内容も多様化しています。こうした点について戸惑いはないか青塚さんにうかがったところ、「特に戸惑ってはいません。むしろ、さまざまな活動分野の人とかかわることで、自分自身の視野も広がり、友人もでき、コーディネート業務をする上での有益な情報を得ることができるので、とても参考になります」と話してくれました。

◆ 後輩職員に対するボランティア育成のためのアドバイス 
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 青塚さんは「コーディネート業務に携わっているとさまざまな状況にぶつかり、大変なこともありますが、そこに集まってくる人からそれ以上の感動や優しさ、知恵をもらっているのだから、ボランティアと一緒に悩んだり、考えたりしながら信頼関係を築くことが大切です」と話し、ボランティア育成には、次のようなことが大切であることを教えてくれました。

夢を持つこと。
  (例 こんなボランティアがいたらいいね)
ボランティアが生き生きと活動できるように
  サポートする。

  (例 孤独にしない)
情報は常に発信。
  (例 いつ受け止めてくれるか分からないので、同じ事を言い続ける)
情報収集に努める。
  (例 生かす時がいつか必ず来る)
自らもボランティア活動をしてみる。
  (例 人とのつながりができる)
マイナスに考えない。
  (例 プラス思考で考える)

 青塚さんが、ボランティア・市民活動のコーディネート業務に誇りを持ち、人が好きでこの業務に携わっていることをこの取材から感じました。


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※こちらの特集記事は、平成20年1月15日発行の総合福祉情報誌「ふくしさいたま」より、市町村社協で活躍している職員に密着して、その活躍ぶりを伝える“社協人が行く”のコーナーに掲載されたものを転載致しました。
 
情報掲載日:2008/01/24
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