戸田市ボランティア・市民活動支援センターホームページ

ホーム > 障がい者全般 > 障害者特集No.4 『戸田に響け!天使の音色』


 こんにちは“ティンカー☆ベル”です。

 ティンカー☆ベルは2003年7月、戸田市内に住む聴覚障害を含む知的障害児たち10名とその親たちによって立ち上げたハンドベルのサークルです。

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 当時中学生だったティンカー☆ベルのメンバー達の生活はほとんどが学校と家の往復のみという状態でした。健常といわれる普通の中学生は部活や塾と忙しい毎日を送っているというのに・・・。母たちは常に「この子たちに何かさせたい」という思いを持っていましたが「何ができるのか」それが一番の問題でした。

 ふとした会話の中から出てきた「ハンドベル」、とにかくトライさせてみましょうということから始まりました。とはいったもののハンドベルの指導者はどうやって探したらよいのか。何もかも暗中模索の状態からのスタートでした。

 こういったときつくづく感じることがあります。障害を持った子供を育てているとその子を通してさまざまな人とのふれあいや出会いが知らず知らずに生まれ、気がつくとたくさんの関わりができあがっているということ。彼ら(障害者)の見えないパワーはすごいものがあるのだと母たちは常に感じています。そういった関わりの中から指導を引き受けてくださる先生も見つかり、ティンカー☆ベルは始動しました。

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 練習を始めるにあたり先生には子供たちの様子として、障害はみんなそれぞれ違い、落ち着かない子、自分の世界に入り込んでいる子、妙に頑固な子などそれぞれであること。知的に障害を持っているので音符の読めない子がほとんどなどの情報は伝えてありましたが、どのような練習方法をとるかは先生にお任せしました。

 先生が考案してくださった色音符で練習を始めることになりました。この色音符が子供たちにはピタリはまったようでした。最初は一人一音だけの「きらきら星」。簡単な曲ですが最初からできるとは思っていなかったので母たちは感激してしまいました。そんな「きらきら星」から徐々に曲目を増やして毎月4回の練習をこなしていきました。

 ティンカー☆ベルが活動していくにあたり、「ボランティア活動」をしていきたいという考えが強くありました。障害を持った子供たちは小さいころから大勢のボランティアさんに支えられてきました。ささやかですがそのお返しをしていきたいと思っています。

 そんな気持ちが伝わったのか最初の人前での演奏が戸田市立健康福祉の杜での敬老の日のイベントでした。初めての演奏を喜んで聞いてくださる人がいるというのはティンカー☆ベルのメンバーにとってはとてもうれしい経験でした。

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 その後、OTODA、小平市立小平第二小学校、北区障害福祉センター、あすなろ学園、戸田市地域福祉祭り、ジュニサポフェスタ、戸田中央総合病院、戸田中央リハビリテーション病院、戸田市心身しょうがい児・者を守る親の会(クリスマス会、成人祝賀会)、ふるさとまつり、などさまざまなところでの演奏をさせていただけるようになりました。レパートリーもかなり増え、現在では数十曲あり、季節の曲やアニメソングなどいろいろなジャンルの曲にトライしています。

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 発足当時中学生だったメンバーが来春高等部を卒業し、就学を迎えます。就労先の勤務体制などで今までのように演奏活動ができるかどうかはわかりませんが、今後も地域の中でのノーマライゼーション(※注)をめざして「天使の音」を聞いてくださる方々にやすらぎを感じていただけたらと思います。今後のティンカー☆ベルの活動にご理解、ご協力をいただけたらうれしく思います。

※ノーマライゼーション・・・高齢者や障害者などを施設に隔離せず、健常者と一緒に助け合いながら暮らしていくのが正常な社会のあり方であるとする考え方。〈大辞泉より〉



≪ティンカー☆ベルについてもっと知りたい方は、こちらもご覧ください。≫
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【文責: 池田八緒子(ティンカー☆ベル)】
 
情報掲載日:2007/10/25
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