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ホーム > 特集 > 特集No.20 『市民活動とインターネット』

<編集前記>
 新年度に遅れて特集が更新されましたことをまずお詫び申し上げます。どうも準備が悪く、思いつきやその場でのコラムのような感じの言いたい放題で反省しているのですが、今年も特集を任されることになりましたので、お付き合いいただければと存じます。

 今年のこのサイトの特徴とも言うべき大きな変化は、各カテゴリー別に特集記事が掲載されることになることでしょう。「その他」のジャンルを含めると16項目の特集が組まれ、読み物としても充実したサイトが運営されるのではないかと期待できます。しかし、仕組みは作ったとしてもその中身(コンテンツ)は、このサイトを利用していただく皆様の情報発信力にかかっています。登録団体の皆さんのご協力はもとより、市内の市民活動などを取材していただける「市民記者」を募集していますので、ご自分の得意分野や活動分野の連載でも単発でも結構ですので、ぜひ、ご参加ください。みんなで作る市民活動支援サイトを目指したいと思います。

 それでは、そうした思いを込めて今月は「市民活動支援とインターネット」に関連した内容の特集としますので、ご意見などありましたら、これもどしどしお寄せください。


◆インターネットのバージョンアップ=Web2.0

 皆さんは「Web2.0(ウェブニーテンゼロ)」という言葉を聞いたことがあるだろうか?それこそインターネットで検索すると『WEB2.0とは何か?ブログに代表されるように、これまで情報の受け手であったユーザーが情報の発信者へとシフトし、インターネットの世界ではユーザー参加型のモデルが広まってきている。また情報の発信者が増えたことで、「コラボレーションによって、より有益な情報が生み出される」という、現象も起こりつつある。この様な次世代Webの現象を総称してWeb2.0と呼んでいる。
 つまり、Web2.0は単一の技術やキーワードを指すのではなく、いくつもの要素が折り重なりパラダイムシフトが起こっていく中で、誰しもが感じていたインターネットの変化をTim O'Reilly(ティム・オライリー)氏らが言葉で表現したものなのだ。2005年9月に同氏が発表した論文「What Is Web 2.0」(副題:Web2.0とは何か 次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル)の中で、次世代インターネットを象徴する言葉として紹介されたことで注目されるようになった。』といった説明が出ている。

 これではよく分からん、という人のためにもう少し詳しく説明しよう。
まず「Web」という言葉を考える前に、インターネットの世界で「www」というのがあるが、これは「World(世界)」「Wide(広い・ワイド)」「Web(くもの巣)」という世界中に張りめぐらされたパソコン、あるいはホームページのネットワークといった意味だ。ここからWebのことをホームページと考えていい。つまり、ホームページなどのインターネットの世界での水準・基準(バージョン)が第1段階から第2段階(2.0)へ進化したよ、というのが今話題の「Web2.0」という訳だ。


◆マスメディアとインターネットメディアの違い

 ではインターネット、ホームページの世界がどう進化したかということになるが、もともと「情報」と「メディア(媒体)」は密接に発展してきた訳で、人は何か伝えたいこと(情報)を言葉や文字で、あるいは芝居や踊りや絵画などで表現してきた。この表現する方法が「メディア」とも言える。そして、広く、世界にどうやって伝えられるかということから、新聞、ラジオ、映画、テレビといった「マス(大衆への)メディア」が発展してきた。
 
 では、この「マスメディア」とインターネットメディアとは何がどう違うのだろうか。まず、マスメディアは大資本の企業が握っている。国の政治や権力が利用することもあり、だから放送倫理や中立・客観・公正報道主義といったメディアの独立、民主主義を守る闘いの歴史もあった。しかし、ネットの世界では同じことがほんの小さな資本や企業でできる。通信費や接続業者に支払うのは通信費などで、インターネットは無料が原則になっている。いまや個人の作業でパソコンとインターネットがあれば、大会社と同じ効果を生むことが可能になったのだ。1人でラジオやテレビ製作ができ、映画を作ることが出来る。新聞が一千万世帯に普及するのに百年かかったとすれば、ラジオ、テレビが30年という。それをインターネットはわずか数年で広がった。郵便のDMを百万世帯に送ろうとすれば莫大な費用がかかるが、インターネットのメールではわずかに3分間の電話代にも満たない費用で可能だ。

 だからインターネットの普及は世界を大きく変えつつある。中小企業が大企業に勝る。マスメディアにミニコミが勝つ場合も出てきた。ネットだけの演歌歌手や携帯メールからの作家が生まれたりもしている。しかし、これはネットという技術的な媒体の登場が世界を変えているだけでなく、その考え方が人々の思想やスタイルに影響を与え、また人々の考え方の変革が先行して様々な媒体を変えているという意味で相互作用を及ぼしていると捉えるべきだろう。

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URL:http://todasimin.net/tokushu/backnumber.html              【文責: Y】
 
情報掲載日:2007/04/20
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