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新曽さくら川桜並木における特定外来生物の被害状況調査
 令和3年7月5日 戸田市山岳連盟 岩崎

 特定外来生物の「クビアカツヤカミキリ」の幼虫により桜の木が枯れるという報告があり、埼玉県みどり自然課から関係団体に調査協力の依頼が来ています。
 クビアカツヤカミキリは、桜などに寄生して樹木を衰弱させ、枯死させる危険性のある特定外来生物です。その成虫やフラス(幼虫が木に開けた穴から排出する糞と木くずが混ざったもの)は春先から夏かけて多く見受けられ、県内では北部や東部でサクラやモモへの侵入・被害が確認され、拡散しているとのことです(写真A,B,C参照)。
 春に人々の心に安らぎをもたらす「ソメイヨシノ」が特定外来生物に食い荒らされてはたまりません。
 戸田市山岳連盟(戸田山の会)では、身近にある「新曽さくら川」の桜並木において、桜並木の保全活動(桜の木の数量調査等)を兼ね、クビアカツヤカミキリの被害状況調査を行いました。

 桜の木周囲でのフラスや成虫の有無について、本年4月から月3〜4回、目視による確認を実施していますが、現在のところ発見されていません。
 なお、調査の過程で現認したフラス状のものやその周辺で採取した昆虫について(写真D,E)、埼玉県環境科学国際センターに写真を送って確認していただきましたが、クビアカツヤカミキリのフラスではなく、昆虫もヨコズナサシガメとみられるとのことでした。
 ※ ヨコズナサシガメ:中国から東南アジアにかけて
 分布。日本にも移入分布しており、昭和初期に貨物
 に紛れて九州に入ってきたと考えられ、その後次第
 に生息域を拡大し、1990年代になって関東地方で
 も見かけられるようになった。
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文責:アルパインクラブ戸田(戸田山の会)岩崎 繁夫
問合せ:戸田市ボランティア・市民活動支援センター
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掲載:TOMATOホームページ事務局(校正M.Y/編集S.Y)(2021/07/29)

 
情報掲載日:2021/07/29
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