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ホーム > まちづくり全般 > まちづくり特集No.11 お休み&出会い・ふれあいスポット「おやすみ処」のお話

 平成16年3月に開設した第一号の「おやすみ処」(JR戸田駅近くの高架下の開放施設)については、JR構造物の耐震化や老朽化対策に係る安全上の理由などから、このたび当初の半分程度の敷地に改築しましたが、これまでどおりいくつかのタイプのベンチを設置し、街かどのひと休み&ふれあいスポットとしての基本的な機能をはじめ、バリアフリーの飲料自販機、防災型ベンチの設置・防災用品の収納、掲示板、充電用機器など、様々な機能を備えています(現在、一部のスペースは準備中のため一時閉鎖しています)。

 当活動での街角ベンチの設置箇所は平成18年に実施した都市再生モデル事業により市内30か所に増えましたが、その後、設置協力店の閉店などにより、いくつかのベンチを撤去や移設したり老朽により修繕しています。テナントが替わっても設置の継続や、新たな設置の協力をしていただける参加者も増え、現在、「おやすみ処」は戸田市内外67か所(うち、東北や北関東に19か所)に在り、各々に専用のベンチを設置してあります。

 10年以上前に手作りで制作して老朽化した木製のベンチについては、子供たちや親御さんにご参加いただき、ベンチにペンキを塗ったりお絵かきする「おやすみ処」リニューアル・イベントを戸田市公園緑地公社様との共催で実施しており、それらのベンチは再び「おやすみ処」ベンチとして街角に設置して住民や来街者の方々に利用していただいています。

 「おやすみ処」では、愛犬とお散歩中の方々が一緒に楽しそうに会話をしている光景や、子供たちが集まって犬を可愛がったりしている光景を目にすると、「おやすみ処」が出会い・ふれあいの場にもなっていることを実感します。
 
 時々、小さなお子さんを連れた若いご夫婦や、男女の学生さんがいらっしゃることもあり、まさに老若男女の方が気軽にご利用いただいているのが大変嬉しいです。

 たくさんの利用者の中には、お身体の不自由な方が少なくなく、両手に松葉杖を持った方がご自宅と戸田駅との往復などの途中に休まれています。



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 足腰の弱い高齢者、身体の不自由な方や妊産婦の方なども座りやすいタイプのベンチを設置するなど、きめ細かいバリアフリーのまちづくりを公共・民間協働で進めることが長寿福祉社会の中で重要になっていると言われています。

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 戸田市の住民の平均年齢はまだ比較的若いですが、高齢化は進んでいて街角には杖を突いて歩くお年寄りや、仕方なく道端の縁石に座って休んでいるお年寄りを多く目にするようになりました。

 先日は新しく建設された上戸田地域交流センター「あいパル」の前で杖を突いて歩くご高齢の男性を見かけましたが、その男性は休める場所を探しているようにも見えました。当施設の玄関周辺にはベンチが在りますが、それは施設利用者のために敷地内部に設置されたもので、歩行中の人が休むためには施設の中まで入っていかないとなりません。

 大きな施設が建設され、その敷地周囲の道路沿いにひと休みできる場所が無い場合、特に足腰の弱った方や身体の不自由な方、妊産婦の方にとっては長い距離を続けて歩くことが困難であるため、公共施設はもちろん一定規模以上の民間施設にもベンチの設置を推奨または義務付ける制度など、“街かどベンチ”の普及のための仕組みが望まれています。

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 交番や公民館、文化交流施設、図書館など所轄庁に関係なく、地域住民に身近な施設の敷地の一角(沿道)にベンチを設置することは、国・県の制度や民間の取組みだけでなく、市町村の主体的な施策や条例化などによって進めることが必要で、それは実現可能と言われています。

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 今年度は、都市再生モデル事業の「おやすみ処」プロジェクトの10周年記念として、当活動の成果や今後の課題を検証するとともに、ベンチの設置スペースをご提供いただき日常の管理も行なっていただいている数々のお店や施設の方々の交流連携事業をスタートさせるなど、「おやすみ処」ネットワークの新たな活動にも取り組んでみたいと思っています。

「おやすみ処」は、街角に住民が立ち寄ることにより“防犯の目”が増える効果も期待してその普及に努めていますが、今後は、そうした地域の見守りにも活かせる機能を充実させ、行方不明者など捜索対象者の公開情報をベンチに貼ることなどによって、目撃情報や足取りなどの情報収集に少しでも役立てられるよう、防犯・生活安全の関係機関などとの連携も図りながら付加価値の高い活動として発展させていきたいと考えています。

 こうした活動も進めながら“街かどベンチ”を増やして適切に維持していくため、「おやすみ処」基金の創設も検討していますので、今後とも当活動に対するご理解とご協力を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
 
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【文責:特定非営利活動法人まち研究工房 代表理事 金田】
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 編集/掲載:TOMATOホームページ事務局 (2016/6/30)


 
情報掲載日:2016/07/07
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