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件名 2018-11-14 神戸新聞三田版に摂丹日本ミツバチの会が紹介されました
内容 ニホンミツバチに魅了され 三田で有志が養蜂活動

野生のニホンミツバチをこよなく愛する「摂丹日本ミツバチの会」が、市内各地で養蜂を続けている。
山林や農地、自宅の庭に巣箱を置いて生態を観察し、蜂蜜を収穫する。
年々、貴重になる国産の蜂蜜を食べてみたい−。現場を訪ねた。
11月上旬、大川瀬の民家。緑いっぱいの庭に、木や段ボールで作った箱7個が点在する。
縦横30cmほどで高さ約1メートル。
小さな穴から直径約1センチの働き蜂が出入りし、
せっせと花粉や蜜を運んでいた。
「全然、刺さないでしょ。こちらから攻撃しなければ大丈夫」
そう話すのは家主で同会の事務局長、笹原正春さん(62)だ。
一つの箱に1万〜1万5千匹いるといい、春には、
女王蜂が次の女王蜂の誕生前に約半分の働き蜂を連れて
新しいすみかを探す「分蜂」も間近にみられるという。
 ニホンミツバチの養蜂農家などでつくる
「日本在来種みつばちの会」(岩手県)によると、
個体数は農薬の影響などで年々減少。
養蜂が難しい上、セイヨウミツバチに比べて蜂蜜が採れる量が
極端に少なく、ほとんど市場に流通しないという。
 摂丹日本ミツバチの会は2006年、元会長の北野哲男さん(88)=同市=が立ち上げた。
友人に勧められ、蜜ろうを塗った箱を自宅の庭に置くとニホンミツバチが集まり、1年で8リットルの蜂蜜を採取できた。
「こんなにすごいものはない」と観察や勉強会を始めた。
 同会は現在、三田市内に約20個の巣箱を置き、
兵庫や大阪の約50人で、 草刈りや天敵のオオスズメバチの駆除
などを行っている。
 箱に蜜ろうを塗り、近くに甘い香りがする植物「キンリョウヘン」を置いてハチを誘う。
しかし同じようにしても、すみ着くかどうかは分からないという。「自由にならんから面白いんよ」
と会長の前田保和さん(74)=同市=は笑う。

摂丹日本ミツバチの会では、
会員や巣箱を置きたい人を募集している。
入会金、年会費、巣箱の設置費用は各千円。(山脇未菜美)

 
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この情報は、「摂丹日本ミツバチの会」により登録されました
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