七夕は五節句のひとつで、陰暦7月7日の夜の星祭りのことをいいます。
七夕汁には星形の麩と米粉の麺で夜空をイメージしてみました。
七夕といえば五色の短冊に願い事を書いて笹に下げますが、昔は里芋の葉の露ですった墨を用いて、7枚の梶の葉に願いの歌を書きつけ、恋の成就や詩歌・習字の上達などを祈りました。
七夕汁には天の川や機織の糸を見なしてそうめんを入れますが、今日の七夕汁には米粉の麺を入れました。
(令和2年7月 市内公立小学校給食献立)
材料
(4人分)小学生高学年1人分の4人分量ですので、ご家庭で量を加減してください。
豆腐 …100g
にんじん …50g
たまねぎ …50g
だいこん …50g
そうめん …15〜20g
小松菜 …100g
しょうゆ …10g(小さじ2)
みりん …少々
焼き麩(星形) …5g
削り節(だし汁用) …15g
水 …620ml
作り方
1 鍋に水を入れ、沸騰したら、かつお節を入れだし汁をとる。
2 豆腐はさいの目切り、大根、にんじんは短冊切り、たまねぎはスライスしておく。
そうめんは茹でて、水にさらしておく。
小松菜は茹でて2〜3cmに切る。
3 だし汁に大根、にんじん、たまねぎを入れて煮る。
4 しょうゆ、みりんを入れ、豆腐を加えて煮る。
5 そうめん、小松菜、麩を入れ仕上げる。
(おくらを入れると星型でかわいいが、汁が黒っぽくなるので、小松菜を入れるときれいに仕上がる。)