群馬県の郷土料理です。群馬県の利根地区は大豆の産地で木綿豆腐作りが盛んでした。豆腐めしは「しょうゆめし」に、消化のよい木綿豆腐を炒めて入れたところ美味しかったのが始まりだそうです。
大豆は荒れた土地でも作れる作物だったため、大豆の加工品である豆腐は貴重なたんぱく源として昔の人の生活の知恵が受け継がれてきた料理と言われています。
(平成29年10月 市内公立小学校給食献立)
材料
(4人分)小学生1人分の4人分量です。ご家庭で量を加減してお作りください。
精白米 :260g
かつお節 :4g[だしをとる]
押し豆腐 :120g
にんじん :20g[ささがき]
しめじ :60g[小房に分ける]
油 :4.8g(小さじ1強)
三温糖(砂糖) :4.8g(大さじ1/2)
酒 :1.6g(小さじ1/3)
みりん :3.2g(小さじ1/2)
しょうゆ :22g(大さじ1強)
作り方
1 豆腐を茹でて重しをし、水分を切り、くずす。
2 油を熱し、1を炒め、にんじん、しめじを入れてさらに炒める。
3 三温糖(砂糖)、酒、みりん、しょうゆを入れ、汁気が少なくなるまで炒める。具と煮汁を分ける。
4 米に、煮汁、だし汁を加えて炊く。
5 炊き上がったご飯に3をのせて蒸らし、混ぜる。