さいたま市立保育園3月の給食よりひなまつりの行事食「ちらし寿司」を紹介します。
公立保育園では3月3日の節句では女の子の成長をお祝いして、おやつに「ちらし寿司」を提供しています。ひなまつりに「ちらし寿司」を食べる由来は諸説ありますが、一説では平安時代までさかのぼります。平安時代も今と変わらずに、大切な子どもたちの成長をお祝いする習慣がありました。お祝いの席ではお寿司を食べる習慣があったそうです。そこから、今の「ちらし寿司」に発展したといわれています。保育園ごとに盛り付けも工夫し、子どもが食べやすいようにお内裏様とお雛様を模したおにぎり型にしたり、型でくり抜いたりとハレの日の給食を演出しています。
材料
(幼児のおやつ6人分)
精白米 :1合
だし用昆布 :5cm程度1枚
さやえんどう :4、5さや
焼き海苔 :適量
【A】
にんじん :1/3本
干し椎茸 :2枚
かんぴょう(乾):7g
砂糖 :小さじ1と1/2
しょうゆ :小さじ2と1/2
干し椎茸の戻し汁
【B】
卵 :1個
砂糖 :小さじ1/2
食塩 :一つまみ
調合油 :適量
作り方
1 洗米し、昆布を入れて固めに炊き上げる。【C】米酢、砂糖、塩を合わせた合わせ酢を作り、炊き上がったご飯に混ぜて酢飯を作る。
2 さやえんどうは色よくゆで、せん切りにしておく。
3 【A】干し椎茸を水で戻し、細かく刻んでおく(煮汁は捨てない)。かんぴょうは塩もみし、よく洗う。細かく切って下茹でしておく。にんじんを千切りにし、さっとゆでる。さらに、椎茸、かんぴょう、にんじんを砂糖、しょうゆ、干し椎茸の戻し汁で煮含める(煮汁が足りなければ水を足す)。
4 【B】ボールに卵を割りほぐし、砂糖、塩を加えてよく混ぜる。油を熱したフライパンで錦糸卵を作る(炒り卵にしてもよい)。
5 1の酢飯に2,3,4の具と焼き海苔を盛り付ける。