神奈川県の「建長寺」が発祥といわれています。
昔お坊さんは肉や魚を食べてはいけないことになっていました。たんぱく質や脂肪をとることがむずかしかったので、野菜を油で炒めたり、豆腐などを入れたりして栄養を補ったそうです。
建長寺のお坊さんが作ったので「建長寺汁」といわれ、それがなまって「けんちん汁」とよばれるようになったという説があります。(平成25年4月 市内公立中学校給食献立)
材料
(4人分)中学生1人分の4人分量です。ご家庭で量を加減をしてお作りください。
木綿豆腐:120g
じゃがいも:80g
板こんにゃく:60g
だいこん(根):80g
こまつな:40g
根深ねぎ:40g
にんじん:40g
植物油 :4g(小さじ1)
しょうゆ:28g(大さじ1・1/2)
塩 :3.2g(小さじ1/2強)
酒 :6g(小さじ1強)
だし汁 :16g(大さじ1強)
水 :540g
作り方
1 木綿豆腐は約1.5cmのさいの目切り、じゃがいもは厚めのいちょう切りにする。板こんにゃくは約2cmの色紙切りにして、ゆでておく。大根はいちょう切りにする。こまつなは約2cmに切り、ゆでておく。根深ねぎは斜め小口切り、にんじんはいちょう切りにする。
2 鍋に油を熱し、こんにゃくを炒める。次ににんじんを加えて炒める。
3 水とだし汁を入れて煮る。
4 沸騰したら大根とじゃがいもを加えて煮る。
5 アクを取り除き、豆腐を加える。
6 しょうゆ、塩、酒を加える。
7 小松菜とねぎを加え、ひと煮立ちさせる。