「深川飯」は東京都の郷土料理です。
東京都江東区の深川一帯は、むかし海でした。そのため、あさりがたくさんとれました。
このあさりをごはんにいれて食べるようになったのが、深川飯の始まりです。
もともとは、あさりのむき身をみそで煮込み、これを汁ごとごはんにかけ、どんぶりで食べるというもので「深川どんぶり」と言っていましたが、この他にもあさりのむき身を炊き込むごはんもあり、これを「深川飯」と呼んでいます。どちらも東京下町の大衆料理として、多くの人に親しまれています。
今の時期は、あさりがたくさんとれる旬の時期です。潮干狩りも楽しめますね。(平成25年4月 公立中学校給食献立)
材料
(4人分)中学生1人分の4人分量です。ご家庭で量を加減をしてお作りください。
精白米 …340g
(米と一緒に入れる調味料)
しょうゆ…8g(小さじ1)
酒 …6g(小さじ1強)
和風だしの素…2g
塩 …0.8g(少々)
あさり水煮…100g
しょうが…4g
油揚げ …20g
にんじん…40g
ごぼう …20g
砂糖 …4g(小さじ1・1/3)
しょうゆ…20g(大さじ1強)
植物油 …4g(小さじ1)
作り方
1 調味料を入れて米を炊く。
2 しょうがは細い千切り、油揚げは5mm程度の短冊切り、にんじんは千切り、ごぼうはささがきにする。
3 鍋に油を熱し、ごぼう、あさり、しょうが、にんじんを炒める。
4 油揚げを加え、砂糖、しょうゆを加え煮る。
5 1に3を混ぜる。