北海道石狩地方につたわる石狩鍋をアレンジした汁物です。
もともとは、漁師さんたちが食べる鍋料理で、ぶつ切りにした鮭や白子、筋子を主材料に季節の野菜や焼き豆腐を加え、味噌で味付けしたといわれています。給食では、子どもたちが食べやすいように、鮭の身と野菜を使って作ります。(平成22年12月 市内公立小学校給食献立)
材料
(4人分)小学生1人分の4人分量です。ご家庭で量を加減してお作りください。
鮭(角切り)…80g(1切れ)
じゃがいも …60g
にんじん …40g
こんにゃく…80g
白菜 …60g
ほうれん草…40g
油揚げ …20g
味噌(白)…32g(大さじ1・3/4)
味噌(赤)… 8g(小さじ1・1/3)
だし汁
水 …440g
かつお節(だし汁用)…8g
作り方
1 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら、かつお節を入れ、ぐらぐらと沸騰させずにだし汁をとる。
2 鮭は1.5cm長さにぶつ切りにする。
じゃがいもは厚めのいちょう切り、にんじんはいちょう切る。
こんにゃくは2cm角切りにし、一度ゆでておく。
白菜は1cmに切る。
油揚げはせん切りにし、熱湯をかけて油抜きをする。
ほうれん草は熱湯で茹でて、3cm長さに切る。
3 1のだし汁にじゃがいも、にんじんを入れてあくをとりながら煮る。
4 3が煮えたら、こんにゃく、白菜の芯の部分、油揚げ、鮭を入れて煮る。
煮えたら、白菜の葉を加えて煮る。
5 2種類の味噌を溶き、4に加え、最後にほうれん草を入れて出来上がり。