特定非営利活動法人 協働まちづくり

歌舞伎講演会「歌舞伎はじめて塾」が開催されました。

2014年12月20日,こみゅにてぃぷらざ八潮第3交流室にて,歌舞伎講演会「歌舞伎はじめて塾」が講師:立花志十郎(NPO法人伝統文化みらい塾代表)を招いて開催されました。当日は、あいにくの雨天でしたが、計38名の方が参加され、中学生も6名来てくれました。

◇歌舞伎のお話し
 はじめに立花志十郎さんが、歌舞伎の成り立ち(歴史)や歌舞伎の演目(作品)の違いなど、初心者にも分かりやすくお話ししてくれました。そして、時代物の演目「菅原伝授手習鏡」の中から、車引の場の梅王丸を演じて見せてくれました。次に、テキストを使って、参加者と一緒に「白浪五人男」のセリフの一部を声に出して読みました。

◇歌舞伎の音楽を聞いてみよう
 三味線奏者の簑田弘大さんが、歌舞伎で使われる音楽について、演奏を交えてお話ししてくれました。歌舞伎の人気演目「勧進帳」の長唄の一節を簑田さんと一緒に皆で唄いました。

◇歌舞伎の化粧・娘役着付
 はじめに立花さんが演じて見せた、梅王丸の化粧と隈取りを、八潮学園の8年生のK君がモデルとなって実演しました。ビンツケという固形の油を顔に塗り込み、水で溶いたお白粉をハケで塗り、スポンジで押さえて、肌になじませます。隈取りは、紅筆で一気に描いて指でぼかします。りりしい梅王丸のできあがりです。
 次は、娘役の着付けです。既に化粧を終えているS君(同8年生)が襦袢姿で登場。立花さんと助手の鬼束桃子さんの2人掛かりで着物を着せて行きます。帯は付け帯(結んだ形になっている)。これは着付けの時間を短縮するためだそうです。カツラを着けて、「神霊矢口渡」の娘役、お船ができあがりました。お船は恋する男を守るために殺されてしまう役です。その場面のために、カツラに仕掛けがされていて、髪のカンザシを抜くと、髪が崩れて、あっという間に乱れ髪になってしまいます。その瞬間は、受講者からため息と拍手がおこりました。モデルになってくれたK君とS君の写真撮影タイムをもって、「歌舞伎はじめて塾」は閉講となりました。
 参加者からアンケートに答えていただきましたが、『見ごたえがありました』『たいへん良かった』等の温かい感想をいただきました。頂いたご意見は、これからの「八潮子ども歌舞伎の会」の取り組みに生かして行こうと思います。
 NPO法人協働まちづくり・八潮子ども歌舞伎の会 担当 大木恵美子

 
   

歌舞伎の音楽についてお話しと演奏をされた三味線奏者の簑田弘大さん
「梅王丸」の化粧と隈取り実演の様子です
娘役「お船」の着付けの様子です
娘役「お船」できあがりです
「梅王丸」と「お船」そろい踏みです
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