この季節の豆腐のスープ煮に欠かせない野菜は、「かぶ」です。かぶは、かぶの浅漬けなど漬物にして食べることが多いですが、今日のように煮物料理にしてもおいしいです。
かぶは、アブラナ科の植物で、原産地は、アフガニスタンあたりといわれています。日本へは、弥生時代に大陸から伝わったといわれています。古くから食べられていたんですね。春の七草の「すずな」はかぶのことです。かぶは、水分の多い野菜です。独特の風味と甘みがある野菜です。豆腐ともよくあいます。(平成22年10月 市内公立小学校給食献立)
材料
(4人分)小学生1人分の4人分量です。ご家庭で量を加減してお作りください。
豆腐 …360g
鶏もも肉・皮なし …40g
ほたて貝柱水煮 …20g
玉ねぎ …100g
にんじん …40g
かぶ・根 …60g
かぶ・葉 …20g
チンゲン菜 …40g
あさり水煮 …20g
塩 …2g(小さじ1/3)
こしょう …少々
しょうゆ …12g(小さじ2)
水 …200ml(1カップ)
片栗粉 …4g(小さじ1・1/3)
水 …8g(小さじ1・3/5)
作り方
1 豆腐は角切りにし、ザルにあげて水をきっておく。
玉ねぎは薄切り、にんじんはいちょう切りにする。
かぶの根は皮をむいていちょう切り、かぶの葉は熱湯で茹でて、 2cm長さに切る。
チンゲン菜は熱湯で茹でて、2cm長さに切る。
2 鶏肉は小さく切る。
3 水を200ml用意しておく。
鍋に200mlのうちの少量を入れて、鶏肉を入れてほぐし、火を通す。
4 さらに残りの水を加え、玉ねぎ・にんじんを煮る。
5 かぶの根・ほたて水煮、あさりを入れて煮る。
6 豆腐を入れ火が通ったら、塩、こしょう、しょうゆを入れ、水溶き片栗粉を流し入れる。
最後にチンゲン菜・かぶの葉を入れて出来上がり。