さいたま市教育委員会 健康教育課
                               

さいたま市立大久保小学校 令和3年11月25日(木)  地元シェフによる学校給食

【献立】
 キャロットライス(桜区米)、牛乳、豚肉のラグー カレー風味、キャベツのコンフィ・スープ仕立て、ペンネとブロッコリーのサラダ、りんごのゼリー寄せぶどう風味
【地場産の食材】
 精白米、米粉 
【献立紹介】
 竹内シェフが得意とする煮込み料理をメインとしたフランス料理を、大久保小学校の児童のためにアレンジしてくださいました。また、食物アレルギーのある児童も同じ給食が食べられるよう食材選びも配慮してくださいました。

【テレビ放送による給食朝会】
 給食委員会によるテレビ放送での給食朝会を行いました。竹内シェフには、児童からの質問に答えていただきながらお話しいただきました。その中でシェフは、「四季折々の新鮮な食材を生かした料理を真っ白なお皿にシミュレーションし、料理の彩りを大切にしながら料理を作ります。」とお話しされていました。シェフの料理に対するこだわりや大切にしていることを教えていただき、児童たちは今日の給食への期待を高めたようでした。
 児童たちはこの日を楽しみにしていたようで、廊下で竹内シェフとすれちがうと嬉しそうに声を掛けたり、手を振ったりして、歓迎していました。
【調理指導】
 竹内シェフには、調理従事者との事前打合せや試作にも立ち会っていただき、料理の名前の由来などを教えていただきました。また、おいしく調理するこつとして、野菜はその料理が際立つように切り、よく炒めたり、じっくりと煮込んだりすることで、野菜本来の甘さを十分に引き出せることなどを、一緒に調理しながら教えていただきました。
 調理従事者にとっても、煮込み時間の長さや火入れの加減、食材の切り方など毎日作っている給食とは違い、専門家と調理を一緒にすることにより集団調理にあてはめての給食づくりは貴重な経験で大変勉強になったようです。
【感謝の会】
 竹内シェフが全クラスを訪問した後、給食委員会児童による感謝の会を行いました。代表児童から感想とお礼の言葉をお伝えし、手作りのプレゼントと花束を贈りました。
 児童からは「豚肉のラグーが特に気に入りました。チャンスがあれば家族に作ってみたいです。」と発表がありました。
 竹内シェフからは「給食を作ってくださった調理員さんを含め、スタッフの方たちへの感謝の気持ちを忘れないでください。」とお話がありました。
 にこやかでフレンドリーな竹内シェフと一緒にスペシャルな時間を過ごすことができ、児童も調理従事者もシェフ自身も楽しく笑顔で終了した心に残るシェフ給食になりました。

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