さいたま市教育委員会 健康教育課
                               

さいたま市立三室小学校 令和3年11月8日(月)  地元シェフによる学校給食

【献立】
 フォカッチャ、牛乳、緑区産のお芋と鶏肉のグラチネ、ミネストローネ、トリコローレ風バルサミコ酢サラダ
【地場産の食材】
 緑区若谷さんの小松菜、緑区備藤さんのさつまいも
【献立紹介】
 フォカッチャというイタリアの平たく丸いパン、ミネストローネに入っている蝶々型のファルファーレというショートパスタ、バルサミコ酢サラダなど、さいたま市緑区産の食材を取り入れたイタリア料理です。ミネストローネは皮付きの野菜をしっかり煮込み、野菜本来のうま味を引き出しています。

【テレビ放送による給食朝会】
 進行は6年生の給食委員を中心に行い、校長先生より大山シェフの紹介をしていただきました。大山シェフからは、当日の献立についての説明や、「食」という字を見せながら、地元の食材をいっぱい使って、体に優しく、元気の出る給食のお話をしていただきました。
 また、代表児童より大山シェフへ、インタビューを行いました。短時間の朝会でしたが、児童は大山シェフからのお話を熱心に聞き入り、地元の緑区で作られている野菜にも、興味・関心を高めることができました。
【調理作業】
 野菜の大きさが各々異なることから、当日の朝に、すべての食材の切り方のご指導をしていただきました。事前に、にんにくの芯の青い部分を処理しておく理由など、事細かな食材の準備をはじめ、調理の際には、火加減や食材を入れるタイミング、加熱時間など、たくさんのポイントをご指導いただきました。
 グラチネは、三室小学校初の手作りメニューで、シェフ自ら、グラタンカップに一つずつチーズをのせてくださいました。
また、調理中は、シェフのこれまでの体験談や楽しいお話を交えながら、全調理員、とても貴重な体験ができ、勉強になりました。
【感謝の会】
 給食終了後、給食委員代表児童による感謝の会を行いました。
 「ようこそ三室小へ」という飾りつけや、会食時のランチョンマットはすべて児童の手作りです。ここでは、小松菜を育て納品してくださった地元農家の若谷さんにも参加していただきました。 シェフ給食を食べた感想・お礼の言葉を述べた後、お二人に感謝の気持ちをこめて花束贈呈、写真撮影を行いました。今年度も、教室でシェフとの会食はできませんでしたが、素晴らしい感謝の会となりました。 
 シェフ給食を通して、三室小全児童が、食に対する興味・関心を高めることができ、幸せな時間となりました。大山シェフ、若谷さん、どうもありがとうございました。

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