さいたま市教育委員会 健康教育課
                               

さいたま市立西浦和小学校 令和3年11月16日(火)  地元シェフによる学校給食

【献立】
 バターロール、牛乳、チキンと里芋のトマト煮込み、さいたま産小松菜とレンコンの和風さっぱりサラダ、埼玉県産和梨のゼリー
【地場産の食材】
 里芋、小松菜、和梨、人参
【献立紹介】
 野菜が苦手な子どもでも食べやすいよう、調理方法、組合せを工夫しました。特に、素材の甘さを極限まで引き出した人参のポタージュには、食べた子どもたちから驚きの声が上がりました。

【給食朝会】
 テレビ放送で給食朝会を行いました。校長からのシェフ給食の概要説明の後、深谷シェフから今日の献立の説明がありました。地場産物を取り入れていること、野菜の美味しさを最大限に引き出すために工夫をして調理すること等をお話ししてくださいました。深谷シェフのコック帽に目が釘付けの子どもたちは、真剣な様子でシェフのお話に聞き入っていました。
 放送室から給食室に向かう途中、教室からは「シェフだ!」「給食が楽しみ!」と歓声が上がりました。
【調理作業】
 調理員さんたちには、いつもより早く来ていただき、まずは和梨のゼリーから作業を始めました。
 人参のポタージュ作りでは120キロの人参の皮を剥き、スライスした後じっくりと炒めました。時間のかかる作業でしたが深谷シェフ自ら調理用の大型ヘラを使い、回転釜で人参を炒めてくださいました。加熱の途中で塩を加えて人参から水分を引き出すタイミングや、最低限の水で煮込む技法をご指導いただき、調理員さんたちは新たな技術を意欲的に習得していました。
【昼の校内放送・教室訪問】
 感染症予防のため、子どもたちとの会食は叶いませんでしたが、限られた時間の中でシェフの想いを子どもたちに伝えていただくため、昼の校内放送で深谷シェフにゲストとして出演していただきました。献立の詳しい説明に加え、フレンチのマナーについてご説明いただき、ソースを残さず味わうためにパンで拭って食べることについてもお話ししていただきました。その後の教室訪問では、シェフのお話にあったことを実践している子どもたちが多く見られました。
 コック帽に興味津々、元気いっぱいの子どもたちに、明るく、そして丁寧に対応してくださった深谷シェフに感謝申し上げます。

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