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【調理作業】
給食室では、朝一番でパンナコッタ作りに取りかかりました。事前に試作を行い、上倉シェフにご指導をいただいていたので、当日シェフがみえた頃には次の作業、野菜の下処理も終わり、トマトソースの調理に取りかかっていました。
低温でじっくり炒めたたっぷりのにんにくの香りが学校中に広がり、早い時間から生徒の食欲をそそりました。オーブンでこんがりと焼いた鶏肉は野菜たっぷりのトマトソースにからめられ、さらに煮込んで柔らかく仕上げました。
オレキエッテはシェフのこだわりの食材で、埼玉県産の小松菜を使ったペペロンチーノにしました。ポタージュはじっくり加熱し、なめらかに仕上げました。
最後に、冷蔵庫で冷やし固めたパンナコッタの上に角切りしたフルーツをのせて完成です。シェフに全ての料理の最終確認をしていただき、時間どおりに作業することができました。
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【給食の様子】
上倉シェフが全クラスを回って、生徒たちに声をかけてくださいました。
各クラスでは、歓迎の言葉や絵を黒板に表し、給食委員が代表して感謝の言葉を伝えました。シェフは気さくに生徒たちとコミュニケーションをとったり、イタリアの食文化についてお話したりしてくださいました。
いつもより給食の時間を10分長く確保したことで、生徒たちはたくさんおかわりをし、食事を楽しんでいました。コロナ禍において外食を自粛していた中、学校で本格的なイタリア料理を食べることができて嬉しかったという声が多くあがりました。
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【感謝の会】
給食終了後、応接室にて全校生徒を代表して給食委員会三役の生徒による感謝の会を行いました。
生徒から「五感で味わい、まるでイタリアにいるかのような気分でした。」「普段の給食では出ることがない食材を食べることができて嬉しかったです。」などと感謝の気持ちを伝えると、上倉シェフからは「ぜひ、これを機会にみなさんに食に興味をもってもらえたら嬉しいです。」と生徒たちへメッセージをいただきました。
最後にシェフに花束を贈呈し、記念撮影をして終了となりました。生徒・職員一同、豪華な給食に心もお腹も満たされたひと時となりました。
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