さいたま市教育委員会 健康教育課
                               

さいたま市立上小小学校 令和2年10月16日(金) 地元シェフによる学校給食

【献 立】
フラワーロールパン、牛乳、たらと野菜のチャウダーソース、かぼちゃとりんごのサラダ、ベジタブルゼリー
【地場産の食材】
にんじん
【献立紹介】
 「食物アレルギーの児童も一緒に、全校みんなが同じものを食べられる給食」をテーマに、毛塚シェフが献立を考えてくださいました。
 また、野菜が苦手な児童でも食べられるよう様々な工夫がされており、ゼリーは野菜ジュースを使って食べやすく、チャウダーソースはそれぞれの食材の食感を生かして食べられるよう、切り方や火を入れるタイミングが考えられていました。

【調理作業】
 毛塚シェフから野菜の切り方のポイントを教えていただきました。また、調理中も食材を入れるタイミングや火加減などを指示してくださり、それぞれの料理が一番美味しく仕上がるよう、監督してくださいました。
【シェフからのメッセージ】
 事前に毛塚シェフから全校児童へご挨拶とメッセージをいただき、朝の時間に全校へ放送しました。
 メッセージの中で「食べるということは、ただ『美味しい・美味しくない、おなかがいっぱいになった』ということではなく、五味・五感を使って食べてみて欲しい」とお話があり、五味(甘味・塩味・酸味・苦味・旨味)、五感(視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚)について詳しく説明してくださいました。
 子どもたちは、シェフのお話に興味津々で、食べるときも五味・五感を意識して食べようと、味わって食べていました。また、シェフの思いが伝わり、食べることが苦手な児童も頑張って食べていました。
【シェフへのインタビュー】
 給食時間中に、給食委員会の児童が毛塚シェフへインタビューを行う様子を全校へ放送しました。
 始めに今日の給食についてご説明いただき、その後事前に募集していたシェフへの質問にインタビュー形式で答えていただきました。『なぜシェフになろうと思ったのですか。また料理に目覚めたのは何歳の時ですか』という児童の質問に対し、シェフは「小学校3年生の時、家族にチャーハンを作って喜んでもらったことが嬉しかったから」と回答し、同じくらいの年齢の時にシェフになろうと思ったのかと感心している児童もいました。
 また、『料理が上手になるためにはどうすればいいですか』という質問に対し、シェフは「まず色々な料理を食べ、そして食べることが楽しいと感じることです」と回答し、児童は料理の上達は調理技術だけではないんだなと感じていたようです。
 最後に児童代表から御礼の言葉を伝え、生放送はとても好評でした。朝のメッセージ→昼のインタビュー→給食という流れで一日シェフ給食の雰囲気を楽しむことができました。

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