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【給食朝礼の様子】
給食委員会による給食朝礼を行いました。藤村シェフから中華料理のシェフを目指したきっかけや、シェフ給食への想いを語っていただきました。また、給食委員からの「シェフをしていて一番嬉しかったことはなんですか?」「シェフの好きな中国料理はなんですか?」などの質問に答えていただきました。「普段食べず嫌いで野菜を残してしまっている人にも、ぜひ今日の給食を口にして、野菜のおいしさを知り、笑顔になってもらいたいと思います。」シェフの話に生徒は真剣に耳を傾け、給食への期待を膨らませていました。 |
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【調理の様子】
藤村シェフが愛用の中華包丁を持参してくださり、あんかけチャーハンに添えるにんじんの飾り切りを実演してくださいました。にんじんをまな板の上に置いた状態で、大きな中華包丁を器用に動かして細工される鳥のくちばしや羽に、調理員の視線も釘づけでした。
あんかけは、藤村シェフが肉や野菜の炒めから仕上げまで、給食室の大きなヘラと回転釜を使いこなして調理してくださいました。野菜とチャーハンをおいしく食べる決め手である、とろみ。給食の中華丼で使用する倍のでん粉を使用し、藤村シェフと調理員のチーフが息を合わせてとろみをつけました。とろみ具合は、藤村シェフがお玉ですくい、ぽてりと落ちる状態を確認し、仕上げてくれました。 |
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【クラスでの会食】
料理の仕上げである盛り付けは、給食当番さん。チャーハンの上にあんかけをかけ、1人1〜2個の飾り切りにんじんをのせていきます。鳥・羽・亀・花。「にんじんの形が細かくて、すごい」クラスから驚きの声が聞こえてきました。
「給食の時間に全クラスを見に行き、声をかけたい」という藤村シェフは言葉通り、すべての22クラスを回って交流していただきました。
「野菜な苦手な人?今日はどうかな?」「ユーリンチーのタレをキャベツにもかけて、食べてみてね」藤村シェフの声掛けに、「おいしい」「キャベツにタレがすごく合う!」「とろみがすごいから、チャーハンが最後までパラパラで食べられてびっくりした」「野菜、食べず嫌いだったんだな。これからは食べられそう」答える生徒たちの顔は笑顔がいっぱいでした。 |
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