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【調理作業】
朝一番に、チョコプリンの調理をしました。回転釜で牛乳、生クリーム、グラニュー糖を弱火で温め、チョコレート、板ゼラチンの順に溶かし、シノワで濾してなめらかなプリン液を作ります。粗熱を取り、カップに分けて室温で固めて口どけのよいチョコプリンに仕上げました。冷やしすぎないのがポイントです。
豚ロース肉のコルドンブルーは、豚ロース肉を2枚重ねてチーズ、ハムをのせ、はみ出さないように丁寧に包んで小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げました。デミグラスソースと、包まれたハムと溶けたチーズのバランスが絶妙でおいしい料理です。
ポタージュガルビュールは、たまねぎ、にんじん、根深ねぎ、キャベツ、かぶ、じゃがいもの6つの野菜を使ったポタージュです。たまねぎ、にんじんを弱火でじっくり炒め蒸しして、野菜のうまみが引き出されるよう丹念に加熱しました。鎌田シェフ自ら野菜の様子を確認しながら丁寧に調理し、ミキサーにかけました。生クリームと牛乳を加え、ちょうどよい濃度のなめらかなポタージュができ上がりました。 |
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【児童との会食】
2年生の児童と鎌田シェフが会食しました。シェフから「ポタージュガルビュールやコルドンブルーのソースをパンにつけて食べるとおいしいよ」と教えていただきました。子どもたちはシェフに「なぜシェフになったのですか」「アルピーノのお店ではどんなお料理が出ますか」「チョコプリンはどうやって作りますか」など、たくさんの質問をし、シェフから一つ一つに丁寧に答えていただきました。
最後に、シェフからサイン入りのコック帽のサプライズプレゼントがあり、たくさんの子どもたちがじゃんけんに参加しました。
「今まで食べた中で1番か2番くらいおいしい」「ほっぺた落ちそう」「心が落ち着く」「どれも全部好き」「野菜はきらいだけど、これはおいしい」などの感想があり、子どもたちはみんな大満足でした。 |
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【感謝の会】
給食を作ってくださった鎌田シェフに、給食委員会の児童より感謝を伝える会を視聴覚室で行いました。はじめの言葉、給食委員長からの感謝の言葉、花束を渡す時、終わりの言葉など、それぞれの役割の中でしっかり食事の感想を述べ、鎌田シェフに感謝の言葉を伝えていました。校長先生から、「食という漢字は人を良くすると書きます」というお話があり、鎌田シェフからは「おいしい料理を食べておこる人はいない。おいしい料理は人を笑顔にし、人と人をつなぐコミュニケーションの手助けをするツールの一つであると信じて料理を作っている」というお話をいただきました。
給食委員会の児童だけでなく、全校児童が鎌田シェフの給食を楽しみ、大満足の一日でした。 |
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