さいたま市教育委員会 健康教育課
                               

さいたま市立与野西中学校 平成30年12月13日(木) 地元シェフによる学校給食

【献 立】
 クロワッサン、牛乳、ホキのムース蒸し
 キャロットソース、
 野菜とABCマカロニのトマトスープ、
 彩のライスサラダ、ブラマンジェ
【地場産の食材】
 米、にんじん、ブロッコリー、
 ブルーベリー
【献立紹介】
 主食は、「クロワッサン」です。クロワッサンは、バターをパン生地に練りこんで焼き上げるパンです。フランス発祥で、「三日月」を意味します。サクサクとした食感と、甘味が特徴です。
 主菜は、「ホキのムース蒸し キャロットソース」です。タラのすり身と、生クリーム、卵白、塩を混ぜたムースを、絞り袋に入れて、ホキの上に絞ります。ムースの上にもう一枚ホキをのせて、オーブンで蒸します。キャロットソースは、にんじんをすりおろしたペーストに、牛乳や生クリーム、ベシャメルソース、フュメドポワソン、塩を合わせて作ります。ベシャメルソースは、小麦粉とバターを炒めたルウを牛乳で溶いて煮詰めた白いソースで、フランス料理の基本的なソースの1つです。フュメドポワソは、魚を使ったスープです。
 副菜は、「野菜とABCマカロニのトマトスープ」と「彩のライスサラダ」です。スープは、ベーコンや野菜、生のマッシュルーム、アルファベットのマカロニを使った、尾崎シェフ特製のトマトスープです。サラダは、馬宮米部会の方の特別米を使ったサラダです。お米は洗わずに、たっぷりのお湯で茹でて流水します。ブロッコリーや赤と黄色のパプリカを使い、色鮮やかなサラダとなりました。
 デザートは、「ブラマンジェ」です。ブラマンジェは、フランス料理の代表的なデザートの一つです。牛乳に砂糖や生クリーム、バニラエッセンスなどを加え、ゼラチンなどで冷やし固めて作ります。埼玉県産のブルーベリーも使われています。当日は、パティシエの方がブラマンジェを作ってくださった特製のメレンゲも配られ、各クラスでデザートを完成させていただきました。

【シェフの歓迎会】
 給食委員会の生徒による、尾崎シェフの歓迎会を朝の全校朝会で体育館にて行いました。
 フランス料理の基本は、「ソース」にあることや、「衛生面」にとても気を付けて調理をされていることを教えてくださいました。生徒からの質問にも、時間いっぱいまで答えてくださり、お昼のシェフ給食に興味・関心を深められる朝会となりました。
【調理の様子】
 当日は尾崎シェフが朝早く学校に来てくださり、朝会の前に調理員に食材の切り方を教えてくださいました。朝会後、またすぐ調理を開始し、山盛りの野菜を調理員と一緒に切ったり、ムースを作ってくださったり、ソースやドレッシングを作ってくださったりしました。 ムースを給食で作ったのは初めてだったので、とても勉強になりました。
 パティシエの方が2名来てくださり、ブラマンジェを作ってくださいました。生クリームがたっぷりと入って、こどもたちの喜ぶ給食となりました。地場産物もたくさん使用し、おいしいフランス料理が出来上がりました。
【教室にて】
 尾崎シェフは特別支援学級にて、パティシエの方2名は3年生の教室で生徒と一緒に給食を食べてくださいました。シェフやパティシエの方が作った給食を食べながら、いろいろとお話を聞くことができ、貴重な体験となりました。シェフと生徒との交流も深まりました。
【感謝の会】
 会食後は、別室にて給食委員会の生徒のみ参加で、感謝の会を行いました。生徒からシェフに感謝の言葉を伝え、花束贈呈、最後に記念撮影をしました。

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