さいたま市教育委員会 健康教育課
                               

さいたま市立上大久保中学校 平成30年12月10日(月) 地元シェフによる学校給食

【献 立】
 ソフトフランスパン、牛乳、
 若鶏のトマト煮込み ヌイユ添え
 ピストゥスープ、パンナコッタ ベリー
 ソース添え
【地場産の食材】
 ブルーベリー
【献立紹介】
 若鶏のトマト煮込みは、鶏肉をオーブンで焼き、トマトソースで柔らかく煮込みます。ピストゥスープの「ピスト」とは、バジルのことです。きれいに角切りにした野菜の入ったスープをにんにくとベーコンのペーストで味付けをします。香よく仕上がるようにバジルソースを最後に加えます。デザートのパンナコッタは生クリームをたっぷり使い、フランボワーズとブルーベリーのソースをかけ、いちごを飾ります。

【給食朝礼】
 給食委員による給食朝会を行いました。田中シェフから「食を楽しみ、お腹いっぱい食べて、お客様に裕福な気持ちになってもらいたい。食は人間の原点、夢をもって目標に進んでいけば、楽しい人生になる。」とお話をしていただきました。
 質問コーナーでは「フランス料理の特徴は?」という質問には「フランス料理の原点はソース!コクのあるソースをたっぷりとからめて食べます。」次に「シェフにとって料理とは?」という質問には「料理は人生です!」というお答えにシェフの意気込みに感動した生徒から「オーー!」という歓声があがりました。シェフ給食への期待が高まりました。
【給食調理】
 給食室での調理では、たまねぎもいつもの切り方と違いました。大きさもそろえて、美しく料理が仕上がるように調理員のみなさんに切り方の指導をしていただきました。
 鶏肉のトマトソース煮込みは、鶏肉を煮込んでから取り出し、ソースを別に作りました。いつもとは違う作り方で作業は大変ですが、盛り付けを美しくすることができました。
 ピストゥスープの味付けでは、にんにくとベーコンのペーストを加えることで、スープのコクと旨味が増しました。さすがプロの技と調理員のみなさんと感心しました。
【シェフとの会食】
 フランス食は盛りつけも大切です。少し時間はかかりましたが、きれいに盛りつけられた給食をいただきました。生徒は始め緊張していましたが和やかに会食できました。
 会食後、給食委員による感謝の会を行いました。「フランス料理を食べるのは初めてだけど、とてもおいしくて、心に残る味でした。」「シェフ給食を行ったおかげで、食に対する感謝を改めて感じました。また、朝礼のシェフの話で食に対する興味がさらに深まりました。」など生徒が感想と感謝の言葉を述べました。
 田中シェフの人柄が表われた、フランス食の魅力いっぱいの美味しい給食をいただき、食への関心も高まりました。

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