さいたま市教育委員会 健康教育課
                               

さいたま市立大砂土東小学校 平成30年10月5日(金) 地元シェフによる学校給食

【献 立】
 ソフトフランスパン、牛乳、ポークと
 白いんげん豆のカスレ風、さつまいもの
 オレンジ煮、三種のきのこのスープ、
 埼玉県産梨のゼリー
【地場産の食材】
 梨
【献立紹介】
 『ポークと白いんげん豆のカスレ風』のカスレ風とは、キャセロールという鍋で煮込む南フランスの郷土料理。家庭でも作れるように簡単に手に入る食材、食物アレルギーのある児童も同じものを食べられるように毛塚シェフと考えました。

【給食朝会】
 給食委員会の児童を中心に給食朝会を行いました。
 毛塚シェフより、食事をする時は、『五味(甘味、塩味、酸味、苦味、旨味)五感』を大事にすることや今日の献立についての話などをしていただきました。また、食べる時は楽しんで食べることが大切という話もありました。
 児童は、シェフの話を真剣に興味深く聞いていました。料理を作っている人たちの思いを考えるよい機会になりました。
【調理作業】
 梨のゼリーを作っているところです。作業は朝一番に始めました。
 毛塚シェフがホテルからゼリー液を一定量注ぐことができるドロッパーという器具を持ってきていただき、作業がはかどりました。1200個のゼリーを広げて冷やし固める場所がなかったので、粗熱がとれたら、カップに蓋をして、バットに重ねて入れて、牛乳保冷庫で冷やし固めました。児童にも好評でした。
【会食】
 3年生が毛塚シェフと会食をしました。事前にシェフが来てくれるという話をしてあったので、児童が黒板にシェフの似顔絵などを描いて、歓迎してくれていました。給食集会で、シェフからの五味五感の話を児童はよく覚えていて、香りをかいだり、食感を確かめたりしながら、よく味わって食べていました。きのこが苦手な児童が「きのこのスープがおいしかった」と教えてくれました。シェフと給食を食べる機会は、なかなかないので、貴重な体験になったと思います。

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