さいたま市保育課
                               

埼玉県の郷土食と伝統食を学ぶ!

 9月19日(水)の食育の日に、さいたま市子ども家庭総合センター(あいぱれっと)にてさいたま市私立保育園協会があおぞらウインクルム保育園の大野智子園長を講師として「さいたま市私立保育園協会 食育部会研修会」を開催しました。
今回のテーマは「埼玉県の郷土食と伝統食を学ぶ!」でした。
 みんなで調理実習を実施し、楽しく美味しくいただきました。

 埼玉県では、穏やかな気候と豊かな自然に恵まれた立地を生かし、野菜、米、畜産、果実、茶など多彩な農産物が生産されています。野菜では小松菜とくわいの産出額が全国1位です。
 緑区で小松菜、くわい、玉葱などを生産されている若谷農園の若谷茂夫さんから地場産物と農業について貴重なお話をしていただきました。
 
     【本日の献立】
主食:萩ご飯
主菜:白身魚の幽庵焼き
副菜:豆腐入り白玉鶏団子の
         葛あんかけ
   五色野菜のごま酢和え
デザート:おからのふんわりきな粉    もち
 萩ご飯は、萩の花に見立てたご飯です。小豆、枝豆が彩を美しく仕上げています。 
 白身魚の幽庵焼きは、さわらをゆずの果汁、しょうゆ、みりん、酒に漬け込み、焼きました。
 幽庵焼きとは、和食の焼き物のひとつで、幽庵地(しょうゆ、、みりん、酒の調味液にゆずやカボスの輪切りを入れたもの)を用いた爽やかな魚の付け焼きです。
 豆腐入り白玉鶏団子の葛あんかけは、白玉粉とほぼ同量の豆腐をよく混ぜて生地を作り、中心に野菜入りの鶏団子を包み茹でます。
 仕上げは汁椀に小松菜をしき、葛あんをかけて紅葉型のにんじんと針しょうがを飾りました。
 おからのふんわりきな粉もちは、耐熱容器におからと片栗粉と水を加え電子レンジで加熱し仕上げました。おからときな粉の組み合わせなので、たんぱく質、カルシウム、鉄分がたっぷりです。
 「いただきま〜す!」「どれもおいしい。今度は子どもたちに作ってあげます!」

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さいたま市 食育・健康なび