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【シェフの紹介(朝会)】
全校児童による朝の朝会で大山シェフの紹介を体育館にて行いました。給食主任の先生による司会進行にて進み、校長先生からシェフの紹介がされると、シェフは壇上から下に降りマイク無しで児童に負けない位の大きな声であいさつをしてくれました。「ボンジョルノ」イタリア語で「おはよう」「こんにちは」という意味があるそうです。その後に、「いただきます」「ごちそうさま」の意味や、いろいろな人のおかげで食べられることに感謝するなどのお話をしていただきました。
続いて、当日の献立に使用する食材の説明と調理方法の説明です。よく噛んで食べてもらいたいので、アルデンテにこだわり、水を使わないスープを作るといった細かい説明をしていただきました。
児童は、みんなシェフの言葉に耳を傾けて話を聞き、お昼の給食に期待をふくらませていました。 |
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【調理作業】
当日は午後から大雪警報が出ている中、大山シェフに朝早くから来校していただき、今日の意気込みやみんなで協力して作りましょうと熱い言葉をいただきました。
朝会の前に、すべての食材の切り方を調理員に指導していただき給食室の中も慌ただしくスタートしました。
朝会後、すぐにシェフも入り920食の大量の野菜を切っていきました。野菜を切るのと平行に、ドレッシングの作成、釜ではグラタンの具材炒めが開始されました。
シェフからは、炒める時のポイントを細かく指導していただき、「炒め方が上手ですね」とお褒めのお言葉をかけてもらい笑い声も響くよい雰囲気の中、作業が進んでいきました。グラタンの作成では、一鉄板分の分量を計量しながら、流れ作業でチーズをのせ、オーブンで焼いていきました。スープは、にんにくの炒め方で味が左右されてしまうということで火の調整など細かく指導してもらい、アルデンテにボイルしたファルファーレを入れて味を整え見事に水を使わない野菜のうま味を生かしたスープが出来上がりました。
グラタン、サラダも無事に時間内に作り終えることができ充実した一日となりました。 |
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【児童との会食】
4年生の教室では、細田教育長と大山シェフが入り、一緒に会食が行われました。
初めは少し緊張している様子の児童でしたが、すぐにシェフとの話も弾み、外では雪が降り始めていましたが、教室の中は熱気で溢れていました。次第にシェフもいろいろな事を伝えたいという思いから、黒板を使いヨーロッパの地図を描いてイタリアの位置やイタリア語での数の数え方などを教えてもらいました。また、今回のようなスープはイタリアでは家庭料理の代表的なものであり、家庭や季節によって使う野菜も様々であること、私たちにもなじみのあるミネストローネであることなど話してくれました。
給食の時間が過ぎても話は尽きないくらいの盛り上がりの中、会食は終了しました。シェフが教室を後にするときは、サイン攻めにあっていたほどです。
【感謝の会】
代表委員会と給食委員会の児童を中心に、感謝の会を行いました。子どもたちからは、「グラタンが美味しかった」、「苦手な野菜がおいしいと感じた」などの感想が発表されました。
最後に給食委員会委員長によるお礼の言葉と花束の贈呈にて会が終了となりました。 |
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