さいたま市保育課
                               

「民間保育施設 給食従事者研修会」を開催!

 1月12日(金)、16日(火)に大宮区の国際学院埼玉短期大学にて、さいたま市私立保育園協会主催の「平成29年度民間保育施設 給食従事者等研修会」が開催されました。本研修会は協会が実施した「給食・栄養管理について」のアンケート調査の結果から課題意識の高かった「食物アレルギー児童への対応」を中心に計画されました。
 研修内容は、事例発表、講義、グループワーク、調理実習等で、約60名の園長、管理栄養士、栄養士、調理師が熱心に受講しました。

 事例発表は「保育施設における食物アレルギー対応」について、さいたま市立岸町保育園と大戸保育園が取り組みを発表しました。
 岸町保育園のテーマは「子どもの命を預かる保育園で私たちができること〜組織で行うシステム作り〜」で、看護師と調理師が発表しました。
 大戸保育園のテーマは「食の安全を確保するための職員の連携」で、保育士と給食調理業務受託先の栄養士が発表しました。
 両園の発表の後、会場からは多くの質問があり、発表者はその一つひとつに丁寧に応えていました。
 保育課の管理栄養士による講義は「食物アレルギー児調査結果と保育施設での適切な対応について〜私たちが今、出来ることを一緒に考える〜」でした。 
 講義後のグループワークでは活発な意見交換が行われました。
 子ども未来局幼児未来部参事より、子どもたちの大切な命をお預かりしている保育園において、「全ての職員が、子どものために人としてどうあるか」について講評がありました。
 子どもたちの希望あふれる未来のために、ヘッドワーク、フットワーク、ネットワークを駆使しながら頑張って頂きたいと、参加者への激励がありました。
 研修会2日目は調理実習でした。内容は食物アレルギー児も一緒に食べられる、卵、乳、小麦を使用しない5つの献立でした。
 実習後は参加者間での情報交換も活発に行われ、有意義な研修会になりました。
 本研修会は、行政と私立保育園協会が連携しながら、今後も継続していく予定です。
・手前左「沖縄風混ぜご飯」
・手前右「ごまみそもち」
・中央「米粉マカロニのあべか
 わ」
・奥左「卵、乳、パン粉を使用し
 ないハンバーグ」
・奥右「フルーツきんとん」

保育園の給食レシピ
http://genki365.net/gnks18/pub/content_list.php?type=91&class=1&sn=1&en=30 

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