さいたま市教育委員会 健康教育課
                               

さいたま市立八王子中学校 平成29年2月7日(火) 地元シェフによる学校給食

【献立】
 フォカッチャ、牛乳、ラザーニャ、
 ミネストローネ、ボネ
【地場産の食材】
 黒キャベツ
【献立紹介】
 フォカッチャは、イタリアの代表的なパンです。
 ラザーニャは、板状のパスタとミートソースとベシャメルソースを段々に重ねて焼きあげます。ミートソースには、高級食材のポルチーニというきのこが入っていて、香りがよく、クリーミーなベシャメルソースとの組み合わせがとても美味しいです。
 ミネストローネは、さいたま市産の黒キャベツを使って、じっくり煮込んだ優しい味わいのスープです。
 ボネはココアプリンです。砕いたクッキーが入っていますが、中でしっとりとして、なめらかなプリンが、カラメルソースの苦みと一緒になり、少し大人の味わいです。

【新妻シェフの歓迎会】
 給食委員会の生徒による、新妻シェフの歓迎会を、朝の給食集会で行いました。
 「ボンジョルノ!!」とイタリア語で挨拶と自己紹介があり、体育館の空気は一気にイタリアになりました。
 給食に使うイタリアの野菜“カーボロネロ(黒キャベツ)”を見せながら、さいたま市産のヨーロッパ野菜の栽培に力を入れているお話をしてくださり、さいたま市の野菜で作ったイタリア料理を、全国に発信したいというシェフの情熱が伝わりました。
 給食委員の生徒からのインタビューもあり、お店に来るお客様のひとりひとりに合った料理を作るようにしている、シェフの優しさも知ることができた歓迎会となりました。
【調理の様子】
 新妻シェフが朝早くから学校に来てくださり、調理員に食材の準備の方法などを指導していただきました。作業の優先順位を考え、手際よく、調理を進める姿に、調理員一同感心してしまいました。
 デザートやラザーニャは、ひとつひとつ丁寧に作業を進めつつ、時間に遅れないようにするのが緊張しました。シェフが持ってきてくださった、さいたま市産の黒キャベツは、煮込むほどに美味しくなるとのことで、シェフがじっくりコトコトと煮込んでくださいました。
 また、アレルギー体質で小麦や卵、乳製品が食べられない生徒用にも、シェフに1人分ずつ作っていただきました。
 ひよこ豆の粉でラザーニャを、豆乳でベシャメルソースを、かんてんでデザートを調理してくださいました。
 シェフの愛情とアイディアあふれる給食が出来上がりました。
【給食時間】
 新妻シェフは、全ての生徒の顔を見て話がしたいとのことで、黒キャベツを持って、教室を回ってくださいました。間近で見る、コックコートを着たシェフを見て、直接シェフのお話を聞きながら、本格的なイタリア料理を食べる貴重な体験となりました。
【感謝の会】
 給食時間後の昼休みを使って、給食委員による感謝の会がありました。
 給食委員の生徒から、感想と感謝の言葉を伝え、シェフに花束の贈呈をしました。美味しいと言う時は、「ボーノ!」と言って、指を頬に付ける仕草をすると教えていただき、シェフと助手の方と一緒に“美味しいのポーズ”を取りながら写真撮影をしました。

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