さいたま市教育委員会 健康教育課
                               

さいたま市立与野西中学校 平成28年10月17日(月) 地元シェフによる学校給食

【献立】
 フォカッチャ、牛乳、豚肉と地元の芋のグラタン、野菜たっぷりスープ、小松菜とパプリカのサラダ
【地場産の食材】
 さつまいも、小松菜、にんにく、生姜
【献立紹介】
 フォカッチャは、イタリアの北部にあるジェノバが発祥とされるパンです。
 グラタンは、地場産の生姜をアクセントに、さつまいも、小松菜がたっぷりと入った大山シェフおすすめの一品です。
 スープは、水を一切入れないミネストローネです。トマトジュースや生のトマト、ファルファーレなども入り、野菜の旨味がたっぷりの具だくさんスープです。
 サラダは、イタリア特産のバルサミコ酢を使ったドレッシングが特徴です。小松菜とパプリカが入った彩りの良いサラダです。

【シェフの歓迎会】
 給食委員会の生徒による、大山シェフの歓迎会を朝の全校朝会で体育館にて行いました。
 当日の献立や使用する食材の説明をしてくださったり、「アルデンテ」にこだわった給食であること、よくかんで食べることの大切さを話してくださったりしました。「いただきます」「ごちそうさま」の意味や、「いろいろな人のおかげで食べられていることに感謝して食べるように」とのお話もいただきました。
 檀上ではなく、生徒の近くでマイクを使わず、語りかけてくださり、熱い思いが伝わる朝会となりました。
【調理の様子】
 当日は、朝早く学校に来てくださり、朝会の前に調理員に食材の切り方を教えてくださいました。
 朝会後、またすぐ調理を開始し、山盛りの野菜を調理員と一緒に切ったり、炒め方を教えてくださったりしました。「アルデンテ」を大切にし、野菜はどれも皮付きで大きめに切ったり、ファルファーレも固めに茹でたりと、とても勉強になりました。
 大山シェフは、納品してくださる農家の方ともお話しをされ、シェフと生産者の方との交流も深まりました。
 地元の大きなさつまいもや、立派な小松菜、ジャンボにんにく、とれたての生姜など、地場産物たっぷり、愛情たっぷりのシェフ特製給食ができあがりました。
【教室にて】
 教室では、生徒と会食することになっていましたが、大山シェフは給食は食べずに、ずっと生徒に話をしてくださいました。
 イタリア語を教えてくださったり、料理の語源について話してくださったりしました。
 シェフが作った給食を食べながら、いろいろとお話を聞くことができ、貴重な体験となりました。シェフと生徒との交流も深まりました。

【感謝の会】
 会食後は、別室にて給食委員会の生徒のみ参加で、感謝の会を行いました。シェフに感謝の言葉、花束贈呈、最後に記念撮影をしました。

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