さいたま市教育委員会 健康教育課
                               

さいたま市立泰平小学校 平成28年2月10日(水) 地元シェフによる学校給食

【献立】
 あんかけチャーハン、牛乳、シェフ自慢
 のからあげ、フルーツマンゴーゼリー
【地場産の食材】 
 小松菜、にんじん、ねぎ、米
【献立の紹介】
 チャーハンは、若谷農園直送の小松菜を刻んで、ご飯に混ぜ込み、彩りよく仕上げました。藤村シェフこだわりのあんかけとの相性は抜群でした。
 から揚げは、揚げてから、たれに漬け込むことで、味がしみ込んで中身も軟らかくなりました。もやしの上にから揚げとたれを盛りつけることで、もやしもたれと一緒に食べることができたので、もやしの残菜はゼロでした。

【シェフ集会】
 給食委員を中心に体育館で行いました。2月10日は泰平小36回目の開校記念日で、シェフ給食と未来くる先生のオペラ演奏と大イベントが2つもありました。校長先生がクラッカーをならし、1日が始まりました。
 給食委員より「小学生の時好きだった給食のメニューはなんですか?」と質問があり「あげパンです」と藤村シェフが答えると、「僕も〜」「私も〜」と子どもから歓声があがりました。
 シェフは「遊ぶときは遊ぶ、勉強するときは勉強する、何事にもチャレンジをするという気持ちをもつことで、将来の夢をみつけることができる」とお話くださいました。子どもたちの心に響きました。
【調理作業】
 藤村シェフ自ら包丁を持って一緒に調理していただきました。パレスホテル大宮で本格的な中華を作っているシェフと一緒に調理することで、ほどよい緊張が生まれ、調理員さんも良い刺激を受けました。また、シェフが大変明るい人柄なので、調理現場もより一層明るくなり、活気づきました。
 本格中華はあんのとろみ加減が重要で、チャーハンや麺など料理によって、硬さを変えます。今回はチャーハンだったので、麺よりもゆるく、しかしチャーハンに浸みこまない、絶妙なとろみ加減は、普段の給食よりも1.5倍多く片栗粉を使用しました。この勘所もシェフならではです。
【会食】
 会食前と後に藤村シェフは全クラスを回って、子どもたちに声掛けをしてくださいました。
 子どもたちは「からあげがおいしい」「何個でも食べられる」「もっと食べたい」と笑顔で食べていました。
 会食は、毎日残菜が0のクラス、5年2組で会食していただきました。給食を食べ終わると、シェフになったきっかけや職場での話を聞いたり、シェフにサインをもらったりして、交流を深めていました。
 「シェフからもらったサインは宝物」「シェフのように人を喜ばせる料理を作れるようになりたい」と5年2組の児童が振り返っていました。

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