さいたま市保育課
                               

保育園から発信する食育!(寿能保育園)

 さいたま市立寿能保育園では、「子どもが楽しく食べられるように、子どもも職員も食への関心を深める」「園で実施している取り組みを保護者に伝えることによって、関心を持ってもらう」という視点で日々、食育に取り組んでいます。
 職員は「子ども発信グループ」「保護者発信グループ」に分かれて、子どもたちと保護者へ食べ物の役割やバランスよく食事をすることの大切さを発信しています。

  〜子ども発信グループ〜

 5月の「げんきっず集会」です。職員が赤、黄、緑の「げんきっず」に変身して、食べ物にはどんな働きがあるのかを紹介しました。「げんきっず」は子どもたちに大人気です。
  〜子ども発信グループ〜

 6月の「げんきっず集会」では「給食室紹介」でした。保育士と調理師が、子どもたちへ給食室のお鍋等を見せながら給食室の紹介をしました。
  〜子ども発信グループ〜

 7月の「げんきっず集会」では「にこにこ朝ごはん〜朝ごはんは元気の素〜」という劇を保育士が演じ、乳児にも幼児にも楽しく朝食の大切さを伝えることが出来ました。
   〜子ども発信グループ〜

 8月の「げんきっず集会」は、「夏野菜の持つパワー」をテーマに春に植えた野菜の成長を確認し、旬の野菜の働きを伝えました。
 子どもたちは毎日交代で水やりをし、雑草が生え始めると「葉っぱに栄養が取られちゃう」と言って草むしりをするなど、一生懸命に育てていました。収穫した野菜は全園児が家庭へ持ち帰りました。
  〜保護者からのコメント〜
 
 園庭で育った野菜を食べた保護者から、感想をいただきました。
 子どもたちは、自分で育て、収穫したことを喜び、持ち帰った野菜を介して親子の団らんの様子を知ることが出来、家庭の温かさが伝わってきました。
 また、コメントを掲示することで、保護者同士も、他の家庭のアイデアや工夫を知ることが出来ました。
 
   
 〜子ども発信グループ〜

 9月の「げんきっず集会」は園庭で体を動かしながら、クイズ形式で食品の種類や働きを楽しく学びました。
 〜確かな目を持って食べる〜

 給食で使用している食材は毎日子どもたちに見せています。「お豆腐は大豆から出来ているから赤のげんきっず!」という会話もでてきます。
 子どもたちは五感で食品を確認します。カレーの食材のにんにくとしょうがの「すりおろし」と「みじん切り」を準備して嗅ぎ比べをしました。嗅いでみると「みじん切り」のほうがにおいが強いことを発見しました。
  〜保護者発信グループ〜

 保護者発信グループが作成している「げんきっず新聞」です。
 写真を中心に、保護者の方が見てすぐに分かるように工夫しています。子どもたちからも「今日、げんきっず新聞をはってあるから見てね!」「わぁ楽しそうだね!」などと親子で会話が弾んでいます。
 
 
 

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