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【朝礼】
短い時間でしたが、大山シェフの熱い思いが生徒に伝わる朝礼でした。
当日のメニューや食材の説明とともに、「アルデンテ」というイタリア語と噛むことの大切さを説明してくださいました。
また、「いただきます」と「ごちそうさま」の意味を教えていただきました。「命ある食材をいただくので、食べ残してはいけない」と強くお話しされていました。
そして、写真を見て分かる通り、パワフルなシェフは全校生徒の前でもマイクを使わず、よく通る声でお話ししてくださいました。 |
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【調理】
豚肉とさつま芋のグラタンをカップにいれているところです。
調理員と談笑しながら、楽しい雰囲気の中での作業となりました。さつま芋の黄色と、小松菜の緑がとてもきれいでした。
ほかにも、野菜を切る作業では、噛みごたえを大切にするために大きめに切る工夫や、炒め物は火力を強くし過ぎない等のコツ、オリーブ油やバルサミコ酢のお話などを聞かせていただきながらの作業となりました。
バルサミコ酢を使ったサラダのドレッシングは、酸味が程良く抜けて乳化した状態で仕上がり、褒めていただきました。
調理員からは、とても勉強になったとの感想がありました。 |
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【教室にて】
教室では、生徒と会食をすることになっていましたが、大山シェフは給食を少しだけ食べ、ほとんどの時間を、色々な話をすることに費やしてくださいました。
メニューの食材の色は三色が基本ということ、コミュニケーションをしながら共食する中で本音を語らう大切さ、「ごちそうさま」という言葉は日本にしかなく日本語は素晴らしいということなどを教えていただきました。
生徒の質問に、得意料理は手作りのパスタとのお答えでした。食べてみたくなるお話でした。日本とイタリアのどちらが住みやすいか質問された時は、「日本」と即答され、日本は食材や水がおいしいことも話していただきました。フランスやイタリアに住んだことがある方の体験に基づく、説得力のあるお話でした。 |
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