さいたま市保育課
                               

たべっこ通信(鈴谷西保育園)

 乳幼児期は生涯を支える食行動や食習慣の基盤を形成する重要な時期です。
 さいたま市立鈴谷西保育園では生活や遊びの中でさまざまな食育を実施しながら、子ども達の成長を支えました。
 乳幼児期で得た体験が「生きる力」「食を営む力」の基礎になります。
 今年度の食育集会の様子と子どもたちの成長のすがたをご紹介します。

 〜クイズ!あなたはだあれ?〜
 箱の中に同じ食材を入れ、中身を当てるクイズです。0〜3歳児用の箱にはそのままの食材。4,5歳児用の箱には食材を切り形を変え、触って匂いを嗅いで当てるようにしました。
 「にんじんかなぁ…」
 「くだもののにおいがするよ!」
 「やっぱりキウイだった!」
 触って、匂いを嗅いで、考える姿がとても真剣でした。
 正解が見えると、「やっぱり!」と喜んだり、「思っているのと違った〜」とさまざまなつぶやきがありました。
 〜野菜の引っ越し鬼ゲーム〜
 園庭に野菜や魚の絵を描き、鬼ごっこをします。
 野菜のカードを頭に付けている子が鬼になるルールです。つかまらないように絵の中に走ります。
 みんなつかまらないように思いっきり走りました。
「まにあってよかった!」
「お腹がすいてきたね!」
 子どもたちは元気に遊び、しっかり食事をします。
    〜お料理列車〜
 縦割りグループでペアを組み、食べ物カードを首に下げます。
 自分のカードの色と同じ仲間の電車に乗ります!
 そろったらみんなでLet`go!
「このカードは何かな?」
「このカードの食べ物はどのお料理列車かなぁ?」
 ゲームをしながら食べ物の仲間を知り、楽しみながら食品の種類や働きを学びます。
 また、お料理列車からバランス良く食べることの大切さも伝えています。
 保育士による食育4レンジャーです!
 子どもたちは「野菜をしっかり食べると病気を予防する!」ことを楽しみながら理解しました。
  〜防災教育を体験する!〜
 園の防災倉庫に備蓄してあるアルファ米を見せて防災について伝えました。
「災害が発生した時に食べるごはんです」
「袋の中にお米が入っている!」
「やわらかくなるのかなぁ?」
「お湯をいれま〜す!」
「どんな味がするのかなぁ?」

子どもたちは興味津々です。
 子どもたちの感想は…
「もちもちしていておいしい!」
 災害時でも、備蓄用のアルファ米と水があればごはんが食べられることを学びました。

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さいたま市 食育・健康なび