さいたま市保育課
                               

米作りに挑戦!(針ヶ谷保育園)

 さいたま市立針ヶ谷保育園では園庭で米作りに挑戦しました。近隣の常盤北保育園から譲り受けた稲を、子ども達と保育士が大切に育て、10月に収穫しました。収穫したお米を、脱穀、もみすりしました。子どもたちは、それぞれの作業を楽しみながら取り組み、たくさんの不思議や発見に遭遇しました。自然の恵みに感謝しながらいただきました。

 8月下旬の頃、穂がのびてくると、緑色のもみがたくさんつきました。イネの花はこのもみが割れるようにして咲きました。
 稲の小さな花に気付いた子どもたち。穂が実ると成長を喜び合っていました。稲はハサミでザクザクと刈り取ります。固くて量も多いのでハサミを何度も動かし一生懸命切っていました。
   〜脱穀に挑戦!〜
 稲穂からお米を一つずつ摘んでバラバラにしました。「あれ!いつものお米と色がちがうよ」と新たな発見。「お米は、もみという洋服を着ているのよ」と教えてもらいました。
    〜もみすり〜 
 「どうやってお米の洋服を脱がすの?」と子どもたちの興味は広がります。お米をこぼしてしまっても、すぐに拾い集め、大切にしています。もみすりしたお米はふーっと息を吹きかけてもみ殻を取り除きます。「上からじゃなくて横から吹くといいよ」「強くしないで優しく吹こう」と子どもたちからたくさんの気付きが出てきました。
 2合の玄米が収穫できました。稲を譲ってくれた常盤北保育園から5合の精米をプレゼントされ7合のブレンド米を炊き、おにぎりにして食べました。 
 「おうちで食べるときより甘くて美味しい!」と笑顔がこぼれます。給食では白米が進まない子も、おにぎりをぱくぱくと食べていました。田植えから行い、収穫し実際に食べるという経験をした子どもたち。普段口にしているお米ができるまで、時間も手間もかかり、とても大変だということを感じたようです。
 
 
 
 
 

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