さいたま市保育課
                               

乳児期の食育活動を紹介します。(エンゼル保育園)

 エンゼル保育園は0〜2歳児までの定員30名の保育園で、園児の食への興味・関心を引き出すために、1年を通して園児が食品に触れる食育活動を実施しています。今回はその中から「わかめもどし」、「グリーンピースの豆とり」、「キャベツちぎり」、「三色食品群エプロンシアター」の活動を紹介します。
 エンゼル保育園ではその他にも「じゃがいも観察」、「こんにゃくちぎり」、「ピーマンの種取り」、「ケーキのデコレーション」、「おはぎ作り」などを行い低年齢児でも無理なく取り組める楽しい食育を実施しています。

   〜「わかめもどし」〜
 きれいに手を洗って、保育士から配られた乾燥わかめを、水をはったボウルの中に入れています。
「黒い!」「なんだかかたいね」「少しチクチクするよ」
 乾燥わかめを水の中にいれてみます。
「どうなるんだろう?」
「うわ〜!どんどん大きくなっていく!」 
子どもたちは興味津々でした。
 水を吸って少しずつふやけていきます。「さわっていい?」「大きくなった!」「緑になった!」水で戻したわかめは「わかめのスープ」として給食に提供し大人気でした。
〜「グリーンピースの豆とり」〜
 旬の野菜であるグリーンピースの香りを感じています。
「指にグッと力を入れると上手にむけるよ」「お豆がこうやってならんでいるんだね」
 2歳児クラスの子どもたちがむいたグリーンピースを給食室に届けました。「おいしいグリーンピースごはんお願いしま〜す!」
給食の時間に子どもたちは春の味覚を満喫しました。
   〜キャベツちぎり〜
「今日の野菜は何かな〜?」
「キャベツ!」
「キャベツは何色かな?」
「緑と白!」子どもたちは素晴らしい観察力をもっています! 
 丸のままのキャベツを順番に持ってみました。「重〜い!」
 キャベツはたくさんの葉が重なってできていることを話しました。
 「パリパリしている!」早くちぎる子、小さくちぎる子などさまざまです。ちぎったキャベツは、にんじんやきゅうりと一緒に「野菜のアラカルト」として給食に提供し、子どもたちは旬の野菜を味わいました。
 〜「三色食品群エプロンシアター」〜
 エプロンシアターから出てくる食べ物の名前を答えています。
 興味・関心をもって参加しています。
 

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さいたま市 食育・健康なび