さいたま市保育課
                               

保育園の離乳食(三橋保育園、本太保育園、駒場保育園)

 人の命を育む食。その食の第一歩が離乳食です。さいたま市の公立保育園では、管理栄養士が離乳食の献立を立案し、調理師が子どもに応じて調理をし、保育士が一人一人の発達に応じて食べさせます。子どもの命を育むために、まわりの大人が心をこめて提供する離乳食です。
 日々の発達の様子を保護者へ伝えながら進めているようすをご紹介します。

「さいたま市保育園離乳食マニュアル」↓
http://www.city.saitama.jp/www/contents/1348209136490/index.html

 三橋保育園の食育新聞です。クラスで実施している食育をお知らせしています。また、歳児ごとの給食の様子や一人一人の発達をとらえて離乳食を進めていくことを保護者へ発信しています。
 「口の周り力が入っていますね。唇を閉じて飲み込んだりモグモグすることが上手になっています」(三橋保育園食育新聞より)
 「つまむのが上手だね!」親指と人差し指でつかめるようになりました。探究心が旺盛になってくる時期です!いじったり、さわったりしながら発達していきます。
 「わたしもスプーンを使いたい!」はじめは上手(うわて)握りだけど、どんどん上手になるよ(三橋保育園食育新聞より)
 「足のせ台と背もたれで調整されているので、足が床にしっかり着いていて、背すじも伸びています」
 食べている時はいつも保育士が隣に寄り添います。
 椅子に座って食べる場合、正しい姿勢が保てる椅子とテーブルの設定が必要です。
 保育園では子どもたちの発達に合わせ様々な工夫をしています。写真は牛乳パックで作った背もたれと足のせ台です。
 月齢ごとの離乳食の形態を写真で示し分かりやすく保護者へ説明しています。(駒場保育園)
 
「離乳食卒業おめでとう!
 ここに完了食になったことをお祝いするとともに、今まで仕事をしながら離乳食を作ってこられたお母さんの頑張りを褒め称えたいと思います。」
 保育士から離乳食が終了した園児と保護者へお渡ししている手作りの表彰状です。(本太保育園)
「生後5〜6か月頃の離乳食」
●ヨーグルトのようにすりつぶした状態の10倍粥
●豆腐と野菜(にんじん、玉ねぎ)のつぶし煮
「生後7〜8か月頃の離乳食」
●舌でつぶせる豆腐位のやわらかさの7倍粥
●豆腐と野菜(にんじん、玉ねぎ)の味噌つぶし煮
●すまし汁(チンゲン菜、玉ねぎ) 
「生後9〜11か月頃の離乳食」
●歯ぐきでつぶせるバナナ位のかたさの5倍粥 
●豆腐と野菜の(にんじん、玉ねぎ)の味噌煮
●すまし汁(チンゲン菜、玉ねぎ) 
「生後12〜18か月頃の離乳食」
●おとなの食事よりやわらかめの軟飯
●なす入りマーボ豆腐
●春雨サラダ
●あさりと野菜のスープ
 乳幼児期は生涯を支える食行動や食習慣の基盤を形成する重要な時期です。
 保育園では食器の並べ方などのマナーについて日々子どもたちに伝えています。
 保育園の給食は主食+主菜+副菜+汁物の組み合わせになっています。
 離乳食は幼児食の食材を使用し、月齢に応じた味付けと柔らかさにし、提供しています。

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さいたま市 食育・健康なび