認定こども園 岩槻ひかり
                               

栽培実習ご報告(平成25年度 年中行事)

 今年度の栽培実習年中行事として、プランターによる「にんじん栽培」を始めました。
 前述では、広い大地による栽培実習が望ましいとなっておりました。しかし、昨今の家庭菜園ブームもあり、気軽にベランダや少ないスペースで栽培を行うことが広く人気があるということを考慮し、まさに園庭がない当園でも、気軽に菜園を作ろうではないかと結論付け、現状に至りました。
 作物を人参にした理由としては、じゃがいも等の「イモ類」と違い、土に充分な栄養が無いと育たない作物であるためです。前記作物は、比較的やせた土でも良く育つため「間引き」「除草」「摘芽」等の「過程=手間」がほとんどありません。じゃがいも等のイモ類は、
種植え→収穫→実食
という非常に簡素な栽培過程となりやすいです。小さい子ども達にも扱いやすい反面、栽培・成長過程の「世話」が大切であること=自然の厳しさ難しさを体感・経験してもらいたいと考えている当園では、あえて「人参」を選びました。
 人参の栽培過程は、
土づくり→間引き→追肥→除草→収穫→実食です。簡単そうで奥ゆかしい栽培の妙味を長い時間をかけて子ども達に体験してもらいます。

 これから収穫という形になるまでの長い道のりを子ども達がどういう思いで感じ取ってくれるのかが楽しみです。
 まずは、人参に最適な土をプランター容器に移し替える作業に取りかかります。
 当日は、あいにくの雨でしたので、園内での作業となりました。
 プランターという容器から、にんじんを育てるために必要な栄養素が入っている土まで、細かくも簡単に子ども達に伝わりやすいよう教えました。
 土の移し替えの前に、土遊びをしない。皆で協力して作業に取り組むことなどを教えての作業開始となりました。
 大きくなった人参が土の中で育つことを想定しながらの移し替えなので、給食の食材である「成長済み人参」を、プランターに入れての作業です。
 根菜植物を作るには、それに見合った容器の大きさ、土の量などを考えてやるんだよ、と。わかるかなぁ〜?
 チームに分かれ、一人は土が入っている袋をおさえる係。土を移し替える係。などと役割を分担し交替で作業を進めていきました。クラス制にしているからか、結束力が強く、協調性をもって作業に取り組んでいました。とても頼もしかったです。
 五つのプランターを用意し、3チームに分かれての作業。早く丁寧に終わらせたチームに、もう一度作業できる特典付きに!!みんな張りきって集中も途切れずに進めていました。
 長方形のプランターで、横に2本の「すじ」を指で作る作業の様子です。
 人参の種は、非常に小さいため、あまり深い場所に植えると芽が出にくいデリケートな作物の一つです。子ども達に深さ1センチ程度の筋道ができるよう教えるのは難しかったです。
 みんなで付けた筋に、種を「すじまき=すじ蒔き」しました。種同士が団子状態に植えることの無いよう、一つずつ手渡しでの作業となりました。
 結構、根気がいる作業でしたが、みんな頑張っていました。
 当日は、あいにくの雨でしたのでプランターの移動は保育士で行いました。
 これからは、水やりや追肥。除草といった「栽培」に欠かせない作業を子ども達と共に行って参ります。
 次号をお楽しみに!!

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さいたま市 食育・健康なび