一般社団法人新宿NPOネットワーク協議会
                           

第42回“市民とNPOの交流サロン”『市民立!』東京おもちゃ美術館の挑戦

平成24年3月26日(月)高齢者福祉施設「神楽坂」にて、第42回“市民とNPOの交流サロン”を開催しました。今回は語り手に【認定NPO法人グッド・トイ委員会】をお迎えして、団体の概要、活動事例紹介をしていただきました。日本グッド・トイ委員会は、おもちゃ遊びを通して、子供と大人の「遊び力」を育むことを理念としています。おもちゃ遊びの支援、スタッフの人材育成に関する事業として、“子育て支援事業”“高齢者福祉支援事業”“病児遊び支援事業”“東京おもちゃ美術館事業”を行っています。

東京おもちゃ美術館は、閉校になった四谷第四小学校に平成20年4月にオープンしました。今年度の年間入館者数が12万人を超える人気の高い美術館です。その中に、昨年10月に「赤ちゃん木育ひろば」が誕生しました。床材、設備、おもちゃのすべてが国産の杉材を使用しています。木が赤ちゃんも親もリラックスさせてくれるようで、その部屋では、赤ちゃんは泣かないし、遊ばせているお母さんは携帯電話をいじらないし、お父さんの滞在時間も長いそうです。
被災地支援についてのお話も伺いました。当初、義援金を集めていたそうですが、会員の方たちから、自分たちしかできない支援をしようという声が上がり、移動型おもちゃ美術館「グッドトイ・キャラバン」で被災地へ出向き、木製玩具など心の栄養満点のおもちゃで被災地の子どもたち、障害者、高齢者の支援を行ったそうです。また、おもちゃ50点以上、床材、おもちゃコンサルタントの派遣を1セットにした「おもちゃの広場」を作り、被災地の避難所、保育園、小学校へ送られました。最終的には150ヵ所へ送られたそうです。
病児の遊び支援として、国立生育医療センター内のおもちゃライブラリーについてのお話も伺いました。病気のために長く病院にいなければいけない子どもたちが、遊ぶことで少しでも苦痛や緊張を忘れ、毎日の療養生活を楽しく過ごすことを願いとして、運営されています。そこには、木で作られた本物そっくりのミニチュア医療器具がおもちゃとして置かれています。それで遊ぶことで医療器具に対する不安などの解消を目的としているそうです。

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