7月23日、大阪府議会で2008年度予算が成立しました。マスコミは、相変わらず知事の尻を追いかけていますが、府民の意識は少し変化し始めています。当初は「知事は最高や」という声もかなりあったのですが・・・。毎日新聞の世論調査では「削ってはならないもの」は何か?の問いに、府民は医療38%、福祉25%、教育21%を回答していました。ところが、削減案が救命救急センターへの補助金、乳幼児・障害者・老人医療助成金の削減、障害者施設への補助金の廃止、私学高校、幼稚園への助成金削減など生活関連の予算削減が多く含まれていることが知られるようになり戸惑っています。そして、「私学助成を削ったら、うちの子の授業料上がってしまう」等、府民は自分のこととして考え始めています。府の借金をそのままにしたらアカンし、文化や生活を守りたいし・・・。
議会の審議の中でも、たとえば、「国際児童文学館」のように知事は移転・統合の方針ですが、議会では圧倒的多数が現地存続を求めているように、問題はこれからが本番です。
予算は通ったけれど、火種はいっぱいといったところでしょうか。
こんなとき、東大阪市民として傍観者ではいられません!「どーなってるの東大阪」も「一体、この改革はどーなっていくの?」と注目しました。いっしょに考えていきませんか?
http://www.do-natteruno.com/con_b/b07/b07.html |
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橋下知事は“大阪は破産状態だ”と言っています。本当はどうなのでしょう?破産の根拠に「大阪府は5兆円の赤字を抱えている」といわれています |
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このグラフから、2008年度の法人税収が伸びなやんでいることがわかります。前年度から600億円近く減収の見込みです。しかし、現在、中小企業は不況にあえぐ中、大企業はバブル期以上の史上空前の利益をあげています。利益を上げる大企業にたいする法人税の減免措置で、法人税収の伸びが抑えられています。大銀行は大阪府から多額の借金の利子をとる一方、法人税は大幅に免除されています |
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