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奈良時代の天皇から一般の人びとまでの歌を集めた万葉集。 これに歌
われた植物を万葉植物と呼んでいます。
鑑賞用から実用的なもの、現在では雑草とされるものまでさまざま。
私たちが住む東大阪でも見られる万葉植物『樒(しきみ)シキミ科』をご紹介します。
一般に“萬葉集”の文字ですが、ここでは万葉集で表記します。
花の名のひらがなは万葉名、カタカナは現代名です。
http://www.do-natteruno.com/con_c/c66/c66.html
<レポート:酒野晶子>
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詠み人は、大原真人今城(おおはらのまひといまき)。
万葉集で、『しきみ』を詠んだ歌はこの一首だけです。しかし、心に切々と訴えかける魅力的な歌です。
「奥山のしきみの花の名のように、しきりにあなたを恋い続けることでしょう」、という意味。
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