協働ステーション中央

【開催報告】2/25専門講座「環境に対応するための事業をオンライン化するノウハウ」第2回

連続講座の2回目は、1回目に学んだオンラインツールの活用方法を踏まえ、コンテンツを練り直し、オンラインイベント等の実施に向けた課題点を整理し、運営体制のつくり方まで学びました。また、オンライン事業を企画するための「事業立案シート」を使い、事業の対象、目的・ゴールや内容を整理しました。講師は前回に引き続き、スキルノート主宰の芦沢壮一さんです。

 
   

前回同様、初めに芦沢さんが参加者と少し雑談をし、緊張感を解きました。その後、前回学習したアンケート機能を使用し、前回から今日までにどのくらいオンラインを使用したか(イベントや参加会議・主催等)を聞いていきます。すると85%の方が一回以上何らかの形でオンラインを使用したという結果が。そして、オンライン上でのコミュニケーションの取り方や、オンラインの特性を踏まえたゴール設定など、重要なことを復習しました。芦沢さんは以前、参加者がオンラインでいきなり発言するのは難しいため、軽い話題で慣れていくのが大事だと仰っていました。そこで今日も、発言のハードルを下げためにも、講座の本題に入る前に短いブレイクアウトルームで「今日の講座で団体に持ち帰りたいもの」を話し合いました。
続いてイベントの基本構成についてお話しいただきました。オンラインイベントで最も大切なことは「飽きさせない」ことです。「15分以上、同じ作業をすると飽きてしまう」と芦沢さんは言います。ところがオンラインイベントでは、参加者が画面を見るだけになってしまい、なかなか変化を起こすことができません。参加者に集中を継続してもらうには、「行動」を変化させる必要があります。しかしこの行動を変化させるにも少しポイントがあります。複雑な行動変化には参加者も驚いてしまうかもしれません。さらに、行動だけでなく、参加者が関心を持ち続けてくれるようにイベント全体をデザインすることも大切と芦沢さんは仰っていました。では、どのように行動を変化させていけばいいのでしょうか。
参加者の行動を変える方法の一つがブレイクアウトルームです。ブレイクアウトルームには主に3つの効果があります。)阿させないための「場面転換」の効果⊂人数になったことにより主体性を引き出す「人数分割」の効果時間を定めることによってアウトプットの締切を意識させる「時間管理」の効果け娠賃Δ次の準備を進めるための「時間稼ぎ」の効果です。また、ブレイクアウトルームを使用する際は、イベント開始後早めのタイミングで使うことがコツと言われます。前半で画面を見るだけでない、「行動」に慣れてもらうことで、より良い意見が出やすくなるのではないでしょうか。ブレイクアウトルームは短く少人数でやることも大事です。今回は、は約4名ずつのグループでオンライン事業立案シートを基に意見を出し合いました。
ブレイクアウトルームではそれぞれの団体が抱えている課題について話し合いました。他の団体からの意見も交えながら考えを整理していきます。子育て中の女性の居場所を提供する活動を行っていた団体からは、「集まる場所をオンライン化する」ことの難しさが大きな課題になっているというお話を聞きました。これまでカフェなど、リフレッシュできるような場所に出向いてもらい、話をすることに価値を置いていましたが、オンライン化することにより現地に出向くことが無くなり、居場所が日常の延長となってしまうことが課題に挙げられました。ブレイクアウトルームでは手を使って残り時間を示したり、手を挙げたり、拍手をしたりなど画面に動きを出してコミュニケーションの取り方を工夫しました。実際にブレイクアウトルームを体験して、「慣れていないと進行するのが難しく感じた」といった声も聞かれました。
次に、オンラインイベントの役割分担についてお話して頂きました。オンラインイベントは目に見えない部分の役割がたくさん。「共同ホスト」などの機能を利用して複数人で分担することで円滑に運営が進むことを教えて頂きました。あらかじめ運営メンバーでデータなどを共有しておくことにより、Zoomに接続できなくなった際などのリスクも軽減できます。またオンラインだからとデータばかりに頼るのも禁物です。芦沢さんは「Zoomが上手く機能しなくても話せるくらいに、講演資料を紙に印刷するなど、様々な媒体でのバックアップを用意している」とお話されました。
前回同様、チャットタイムには紙を使ってお知らせをしていた芦沢さん。実はこの行動には「安心」という意味が込められていました。オンラインの中にアナログが入ると、参加者に安心感を与えることが出来るそうです。最後にチャットで感想や質問を受け第二回は終了となりました。
全二回の講座を通して、Zoomの基本的な使い方から知っておくと便利なことそして実際にオンラインイベントを主催する時のポイントまで幅広く教えていただきました。リアルでは場所や時間に制約されて出来なかったこともあるかもしれません。しかしオンラインでは、どこに住んでいてもイベント参加が可能となり、会場までの移動時間も考慮しなくて済むようになりました。オンラインがメジャーになった今だからこそ、オンラインだから出来ること、オンラインならではの活動の価値を見つけられるといいですね。
協働ステーション中央では「つながりマルシェ」と題し、暮らしをよくしようと取り組むたくさんの活動が集合し、マッチングを生み出すイベントを開催します。

5年目のテーマは“私の「したい」がおうちでみつかる“と題して、町をよくする活動を4日間にわたってベイネット地デジ11チャンネルで放送します。(YouTubeでも配信)

中央区を中心に活動する任意団体やNPOなどの社会貢献活動団体の紹介のほか、協働事業提案制度を活動した4つのNPOから行政と取り組むと沖の課題解決の秘訣に迫るなど、盛りだくさんでお届けします。

活動内容はもちろん、活動に参加する方法や、連携のニーズを知ることが出来ます。ぜひ、ご自宅からあなたの「したい」を見つける機会に、ぜひご覧ください。
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