協働ステーション中央

【開催報告】11/26 専門講座 『中長期的な視点に立った事業計画のつくり方 〜組織の方向性を明確にして 連携・協働相手を見定める〜』第3回「事業継続に必要な資金調達を学ぶ」

連続講座最終回の3回目では、これまでの内容から活動の全体像が見えたところで、実際の事業継続に必要な資金調達などについて学びます。
また、中期 事業計画の各要素について一通り考えたことが今の事業にどのような影響を与えるか、行政や企業に協働を持ち掛ける際にどのように役立つか等について理解します。

講師には引き続き、関内イノベーションイニシアティブ株式会社・代表の治田 友香さんと事業スタッフの高瀬 桃子さんを迎えました。

まずは前回のふりかえりを高瀬さんから。
一見して地域のコミュニティが分かりにくいテーマ型の社会貢献活動でも、結局何かを始めるには近くにいる人とつながることから始まることや、ネットワークができると自分たちだけでは専門性のないものを得られないものを得られること。市民協働事業提案では、あくまで受益者がより良い状態になる、だから協働するということなどを再確認しました。
前回のふりかえりをした後、宿題になっていた、「自団体の棚卸」「コミュニティの棚卸」「協働事業における役割」を考えるワークを実施する時間を取りました。
あらためて説明を受けた上で、できている方はより考えを深め、まだできていない方もしっかりと考える時間を取り、参加した一人ひとりが内容を完成させるようにしました。
自団体を見直すことは、普段の活動に入ってしまうと、忙しくてすることができないことは仕方がないことです、と高瀬さんはいいます。
立ち止まって考えられないからこそ、時間を取って考えることが大切ということで、講師のお二人は会場をまわって、参加者それぞれが抱えている悩みや質問に丁寧な受け応えをしていただきました。
最終回のメインテーマ「資金調達・資金計画」は治田さんから。
社会貢献活動では、収益を最大化することが目的ではありませんが、収支がマイナスではどんなに良い事業を行っていても事業継続ができません。
NPO法人は利益を生み出してはいけないのでなく、利益を社員に分配しないだけ。事業継続や拡大を考えた際には、「事業計画」や「収支計画」が重要です、と治田さんはいいます。
次に、支出の種類や収入の種類を説明などがありました。
支出では、ビジョン・ミッションに共感して活動する場合の人件費の設定の難しさなど、収入では事業収入や、委託事業、補助金などのメリット・デメリットなど、社会貢献活動における注意点やポイントなどをお話いただきました。
参加者からも自団体の収支の考え方に関するリアルな質問がでるなど、活発な質疑応答がなされました。
最後に講師のお二人から、「どういう地域を誰と一緒に作りたいのか」「誰の笑顔が見たいのか」「その時に、今何が壁となっているのか」「その壁を乗り越える方法をどのように考え、実行していくのか」「活動の原資をどのように得るのか」「成果を何とするのか」、社会貢献活動はこの繰り返しです。時代とともに絶えず変化する社会課題に、今時点で最大限何ができるかを楽しみながら、取り組むことが大切、とのメッセージをいただき講座を締めくくりました。
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